第六幕その四
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「甘いものをふんだんに食べて遊べれば」
「王様は幸せですね」
「これだけあれば何が必要じゃ」
「王様は充分ですね」
「そうじゃ、わしは満足じゃ」
「では」
「遊びは遊ぶ時間にしてな」
そうしてというのです。
「甘いものはじゃ」
「食べる時にして」
「そしてじゃ」
そのうえでというのです。
「今は思いきり歌って踊るぞ」
「そうしますね」
「喜んでな」
こう言って実際にでした。
リンキティンク王はまずはケーキの歌を歌って踊ってです、その後で。
王女の歌もナターシャ達の歌も作って歌って踊って王子の歌もそうしましたが次にフェアリーの七人の歌を作ろうとしますが。
ここで、です。七人でリンキティンク王に言うのでした。
「あの、私達の歌もいいですが」
「まずは私達の歌を聴いてくれますか」
「私達も歌って踊れます」
「歌手でもありますから」
「七人でいつも歌って踊っているんです」
「そうしていますから」
「まずはです」
今はというのです。
「私達の歌を聴いて下さい」
「それぞれがセンターの曲もあります」
「その曲も聴いて下さい」
「色々なジャンルの曲もありますし」
「私達を歌ってくれる前に」
「そうしてくれますか」
「今は」
こうお話します、リンキティンク王はそのお話を聞いて頷きました。
「うむ、ではな」
「そうしましょう」
ケーキも続きました。
「それでは」
「お昼ご飯の時に歌いますので」
女王がその時にとお話します。
「待っていて下さい」
「わかりました」
「それでお昼ご飯ですが」
フェアリーはこちらのお話もしました。
「果物とお菓子、牛乳にジュースがあります」
「フェアリーの人達の好物ね」
「お野菜やチーズもありますので」
「林檎あるかしら」
王女は女王に自分の好物のことも尋ねました。
「そちらも」
「あります」
「それは何よりね」
「そちらも召し上がられて下さい」
「そうさせてもらうわね」
「あとです」
ナターシャも女王に尋ねました。
「ジャガイモもありますか」
「そちらもあります」
「ジャガイモいいですよね」
あると言われてです、ナターシャはにこりとなりました。
「本当に」
「揚げたものもありますし」
それにというのです。
「茹でたものも」
「じゃあその上にバターを乗せて」
「よく食べます」
「あれが最高ですよね」
「そうですね、それとお酒もあります」
こちらもというのです。
「ワインだけでなく林檎酒や苺を入れたお酒も」
「苺もですか」
ケーキは苺と聞いて笑顔になりました。
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