第六幕その二
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「やはり」
「ですから大丈夫ですよ」
「私達がいますから」
「このことは任せて下さい」
「私達がさせてもらいます」
「ですから今回はです」
「女王様はこの件ではじっとされて下さい」
六人全員で女王に言うのでした。
「そうしていて下さい」
「それでいいですから」
「くれぐれもお願いします」
「ご自身のお誕生日ですし」
「そうされて下さい」
「ここは」
「そうですよね」
ナターシャも六人のお話を聞いて言ってきました。
「ご自身のお誕生日の時は」
「ご本人はじっとしていて」
恵梨香もこう言います。
「パーティーに招かれてお祝いしてもらう」
「そうするものですし」
それでとです、カルロスは皆にお話しました。
「女王様は待っていましょう」
「僕達も働かせて頂きます」
ジョージは笑顔でこう言いました。
「女王様の分は働かせてもらいます」
「ですから安心してです」
最後に神宝がお話しました。
「パーティーの日まで楽しみにしておいて下さい」
「わしは家事とかお手伝いは出来んが」
それでもとです、リンキティンク王は笑って女王にお話しました。
「歌や踊りは出来る」
「それで、ですか」
「女王さんを楽しまさせてもらう」
こう言うのでした。
「そうさせてもらう」
「そうですか」
「だからな」
それでというのです。
「楽しく待っていようぞ」
「それでは」
「僕はケーキさん程ではないですが家事は出来ますし」
王子も言ってきました。
「そして王様を止めることも出来ます」
「そうなのですか」
「ですから何かあれば」
リンキティンク王が何かやらかそうとすればというのです。
「僕が止めますので」
「では」
「はい、宜しくお願いします」
「私は、ですね」
「パーティーの開催を待っていて下さい」
「皆さんがそこまで言われるなら」
それならとです、女王も頷いてでした。
パーティーの準備の作業はせずに政務に専念することにしました、その傍にリンキティンク王がいて歌って踊って女王を楽しい気分にさせてくれます。王子はリンキティンク王の傍にいつつお誕生日の準備への作業もしています。
そしてケーキと王女、ナターシャ達五人は作業をしていますが。
王女も五人もフェアリー達もケーキの家事の動きを見て驚いて言いました。
「凄いですね」
「お速いですね」
「お掃除も飾り付けも」
「テキパキとしていて」
「しかも奇麗にされていますね」
「家事はいつもしているから」
ケーキはナターシャ達五人に答えました。
「だからね」
「お得意なんですか」
「速くて的確なんですね」
「いつもされているから」
「経験を積まれているので」
「村でそうされているので」
「そうな
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