八話 アクの怒り
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クは開けてくれた道をつかつかと歩くと(僕は後ろからついていきました)、
クラディールの前に立って言う。
「……簡単に殺すとか言って何が楽しい。殺人をして、後から後悔が生まれるだけ。
…………殺された人を大切に思う人が傷付き、お前に復讐しに来るかもしれないぞ。
……忠告はした。これをどうとらえるかは、お前しだいだ」
アクの気迫に押されたか、ふんっ。っと言って血盟騎士団の本拠地があるグランザムへと転移する。
やれやれこれで解決か……
と思っていると、妙な視線――というか違和感を感じた。
なんだ?と思って視線の元を探ると、一人の黒ポンチョを着た男と思われしき人物がこっちを見ていた。
どっかで見たことあるな、と思っていると黒ポンチョは立ち去っていった。
何なんだろう。
そう思いながらアク達の方を見るとおしゃべりをしている。
「アクー!アスナー!キリト―!」
僕はそう言いながらアク達の元へと走る。
さっきの違和感どこかで……まぁいいや。
この時は思いもしなかった。あの時の違和感にもっと早く対処していれば……
とか未来で思うことを。
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