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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第6話 1人の男と1人の女の子のお話2
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。それより用事は済みました?」
「ああ、取り敢えずな。それよりお前、この後予定あるか?」
「えっ、いや特には………」
「だったら夕飯一緒にどうだ?こいつの面倒を見てくれたお礼をと思ってんだが………」
バルトがそう言うとなのはとヴィヴィオはポカンとした顔で固まる。
「………何だよ?」
「………バルト、頭打った?」
「それとも風邪の頭痛で性格が捻じ曲がったとか………?」
「………お前らが俺の事をどう思ってるかよく分かった。夕飯の話は無しって事で俺は一杯飲んでくるからガキの事頼むな」
「「ご、ごめんなさい………!!」」
慌てて謝る2人に、バルトマンは大きく息を吐いた。
「………ったく慣れねえ事をするもんじゃねえな」
「じゃあバルト、いつもの場所行こう!」
「まああそこしか知らねえからな」
「それって何処ですか?」
「シャルゼリア!!」
地球食専門店、シャルゼリア。
今ミッドでも人気の高い地球食専門ファミリーレストランで、地球食だけでなく、価格がとても安いのも人気の1つだ。
「これでこんぷりーと!!」
ビーフシチューのかかったオムライスを獲物を見るような目で見るヴィヴィオが大きく宣言する。
「コンプリート?何がかな?」
「ここのご飯全部!!」
「えっ………?それって………」
「あ?ここの食いもん全部食ったって事だよ。あっ、それ俺のだ」
そう言ってバルトは自分のドリアとコーヒーを受けとる。
「えっ、でも引っ越して1週間位しか経ってませんよね!?」
「まあ毎日来てるからな」
「毎日!?」
なのは驚いているのをよそに、2人は気にせず食べる。
「ちょっとバルトさん、毎日外食ってどういう事なんですか?」
「ああ?単純に料理が面倒だから食いに来てるだけだが?」
「そんな生活いけません!!」
「でも毎日好きなもの食べられるよ?」
「それがダメなの!!」
くあ〜!!と唸りながら頭を抑えるなのは。
「………まあ確かに金銭的にも贅沢だとは思ってたからな、これからは自炊する事に決めた」
「バルトさん、料理は………?」
「食えりゃ良いだろ」
バルトがそう答えるとなのはは机に伏せた。
「この人にヴィヴィオちゃんを任せきれないよ………」
「ねえバルト、なのはお姉ちゃんがおかしいんだけど………」
「これが普通なんだろコイツの」
「おかしいのはあなた達です!!」
思いっきりバン!!と叩いたらせいで周りのお客さんにも注目され、1回咳払いして静かに座った。
「こんな生活してたら人間ダメになってしまいます!!」
「まあある意味間違いでは無いがな………」
「認めないでください!!そんなの私が許しません
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