暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生の野球
第五幕その七
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「とんでもないことがまかり通っていたんだ」
「日本のマスコミは本当に腐っていたんですね」
「この司会者の人はトミーも知っていると思うけれど」
 よくテレビに出ていた人だというのです。
「三十五年位前と人相が全く違うんだ」
「そこまで変わったんですね」
「三十五年位前は謙虚で温厚な感じだったのに」
 その人相がというのです。
「とんでもなく悪いものになったよ」
「人相は生き方が出ますね」
「この司会者が三十年以上どういった人生だったかわかるね」
「相当悪いことを続けていたんですね」
「その結果人相が全く変わってしまったんだ」
 謙虚で温厚な感じがというのです。
「あの覚醒剤で捕まった元プロ野球選手みたいにね」
「あの人も人相変わったね」
「三十数年の間にね」
「西武にいた頃は恰好いい今風の青年だったのに」
「ヤクザ屋さんみたいになったわね」
「驚く位人相変わったね」
「あのプロ野球選手並に変わったよ」
 その司会者の人の人相もというのです。
「人相や目の光は本当に人柄や生き方が出るからね」
「だよね、先生は穏やかな表情でね」
「目の光もとても優しいし」
「先生も人柄や生き方が出てるね」
「人相や目の光に」
「自分で言っている通りに」
「僕がそうだと嬉しいね、とにかくね」
 先生は皆にさらにお話しました。
「どう考えても日本のマスコミは異常過ぎるよ」
「どうにもならないのが凄いね」
「悪いままで全く変わらないって」
「本当に嫌な世界だよ」
「そんな世界あまりいたくないわね」
「私達は」
「全くだよ、麻薬も日本の他の社会よりも広まってるみたいだし」
 こちらもというのです。
「テレビの世界だとね」
「あっ、よく聞くよね」
「芸能界の誰かがやってたとか」
「それで捕まったり」
「そんなお話多いね」
「麻薬は絶対に駄目だよ」
 先生はこのことは警告する声で言いました。
「本当にね」
「そうだよね」
「身体にも心にも凄く悪いから」
「あんなのしたら駄目だよね」
「まさに身の破滅」
「その通りだね」
「昔は確かに合法だったよ」
 麻薬の使用はです。
「けれど煙草は合法でも身体によくないね」
「それははっきりしてるよね」
「先生も吸わないしね」
「お酒は好きでもね」
「本当に煙草は吸わないわね」
「煙草よりも遥かに悪いから」
 麻薬はというのです。
「もう何があってもね」
「しちゃ駄目だね」
「どんな種類の麻薬も」
「手を出したら駄目だね」
「さっきお話に出た覚醒剤なんか」
 この麻薬はといいますと。
「一本打ったら一週間寝ないですむというけれど」
「一週間寝ないでいいとかね」
「それだけずっと起きてるだけでも問題だし」
「身体をどれだけ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ