第五幕その二
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「ここはね」
「残るメンバーもだね」
「いてもらいましょう」
「それにね」
かかしも言ってきました。
「折角のパーティーだから」
「それでなのね」
「オズマ姫とドロシー達にも来てもらおうか」
「オズの国のお二人にも」
「トロット嬢とベッツイ嬢もよかったらね」
この二人もというのです。
「フェアリーの女王の誕生パーティーに来てもらおう」
「いい考えだね、じゃあ二人に連絡して」
樵はかかしの提案を聞いて言いました。
「そうしてね」
「来てもらおうね」
「そうしようね」
「じゃあ二人を迎えに行くメンバーも必要だね」
臆病ライオンもお話に入ってきました。
「そうだね」
「うん、それは僕達がいこうか」
「かかしさんと樵さんと僕で」
「ドロシーの一番親しい友達がね」
その三人でというのです。
「そうしたらどうかな」
「いいね、じゃあね」
「僕達三人で行こう」
樵もこう言いました、そしてすぐにオズマ達に携帯でお話しますと是非にというお返事でした。こうしてでした。
かかしと樵そして臆病ライオンの三人はすぐにオズマ達を迎えに行くことになりました。
「ではね」
「これからね」
「行って来るね」
「今度はフェアリーの国で」
カエルマンが応えました。
「是非」
「それではね」
「また会おうね」
「十日後にね」
三人は皆と笑顔で手を振り合ってお別れしました、そしてです。
次はクマセンターでお土産を選ぶメンバーの選定になりましたがカエルマンはここで気さくに笑って言いました。
「お土産の選定はこうしたものに詳しい人とそこにあるものをよく知っている人ということでね」
「ではまずは私だね」
クマセンターの主であるラベンダー熊が応えてきました。
「ここにあるお土産ならね」
「貴方が一番承知しているね」
「ここにあるものなら何でも知っているからね」
それだけにというのです。
「私は残るべきだね」
「そうなるね」
「私はこれまで通りセンターの防衛にあたります」
伍長はラベンダー熊に敬礼をして述べました。
「そのまま」
「うん、宜しく頼むよ」
「それでは」
「僕はこれまで通りサポートをしていくよ」
ピンクの子熊はラベンダー熊に抱かれながら申し出ました。
「このセンターの主であるラベンダー熊さんのね」
「では残ってくれるんだね」
「是非ね」
「さて、そして」
今度は王子が言ってきました。
「後は学識のあるムシノスケ教授と人に好かれることなら何でものモジャボロさんでしょうか」
「では品の選定を学問的見地からさせてもらおう」
教授は王子の提案に気取って言ってきました。
「それでは」
「僕は何が誰に好かれるかわかるから」
モジャボロは教授に続
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