第五幕その一
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第五幕 妖精の国へ
七人のフェアリー達はケーキ達と一緒にパーティーを楽しみました、そのパーティーを満喫してです。
パーティーが終わった時に女王が皆にこう言ってきました。
「よかったら私達のパーティーにも」
「貴女のお誕生日の」
「それにね」
こうケーキに言うのでした。
「お邪魔して」
「そしてなのね」
「そちらも楽しみましょう」
「それじゃあ」
「おもてなしさせてもらいますね」
六人の大臣の娘達も言ってきました。
「その時は」
「そうしてくれるの」
「ええ、だから」
「貴女達のパーティーにも」
「来てくれたら」
その時にというのです。
「いらしてね」
「それじゃあ」
こうしたお話もしてでした。
皆はフェアリーの女王様のパーティーにもお呼ばれすることになりました、そしてそのパーティーの日はといいますと。
その日を聞いてラベンダー熊は言いました。
「十日先だね」
「そうですね」
女王が応えました。
「お話してみますと」
「じゃあ十日後に」
「私達の国に来てくれますね」
「そういうことでね」
「はい、お待ちしていますね」
「それじゃあ」
「十日後に」
その時にというのです。
「またお願いします」
「お互いに」
こうお話してでした、そのうえで。
七人のフェアリーの娘達はクマセンターを後にして自分達の国に帰りました、皆は七人を笑顔で手を振り合ってまた十日後と約束しました。
その後も皆でおしゃべりしたりお茶を飲んだりスポーツをしたりして楽しく遊んでいました。その中で。
皆で野球をしている時に王女はこんなことを言いました。
「ねえ、フェアリーの人達だけれど」
「何か」
「ええ、皆パーティーの準備をするわよね」
こうナターシャに言うのでした。
「そうよね」
「そう言われますと」
ナターシャは王女に応えました、今は五人と王女は白地に黒の縦縞のユニフォームを着ています。帽子もそうなっています。
「そうですね」
「私達もお手伝いに行かない?」
「パーティーの用意のですね」
「どうかしら」
「いい考えだね」
カエルマンは王女の提案に笑顔で応えました。
「ならね」
「ええ、私達が行って来るわ」
「おや、君達だけかい?」
「あまり大勢で行っても」
そうしてもとです、王女はカエルマンにお話しました。
「多過ぎてお手伝いになるどころか」
「お客さんにだね」
「そして私達もね」
王女はさらに言いました。
「お土産を持って行かないとね」
「そうそう、実はね」
ラベンダー熊も言ってきました。
「私は彼女達から色々なものを貰ったよ」
「フェアリーの人達のお土産を」
「そうしてもらったよ」
「
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