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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
沢田綱吉・ヴェルジネルート
第7話A タネモンの村を守れ! 風の闘士フェアリモン
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ツナ「フレイドラモン……この棍棒を持ったデジモンは俺がやる。フレイドラモン達はフェルト達を守ってくれ」
フレイドラモン「ツナ……ああ、わかった!」
グレイモン「任せて!」
スティングモン「皆は必ず守る!」
オーガモン「……は?」
ツナのその指示によりフレイドラモン・グレイモン・スティングモンはオーガモンを無視して、フェルト達の傍に駆け寄る。
オーガモン「おいいいいいっ!? てめえら、俺様を無視するとは良い度胸じゃねえか!? 舐めてんのかゴラァッ!?」
超ツナ「フレイドラモン達がお前の相手をする迄も無い。お前の相手は俺1人で十分だ」
オーガモン「ああっ!?」
超ツナ「最も……お前は俺には勝てない。戦わなくてもわかる」
ツナのその言葉に……
オーガモン「は……はは……はははははっ!! 面白いこと言うなぁ、お前……俺様がお前に勝てないって? 戦わなくてもわかるって?……ふ……ふざけんなああああああっ!!!」
キレたオーガモンはツナに向かって駆け出し……
オーガモン「このオーガモン様を舐め腐ったことを後悔させてやるぜ!! 覚悟しやがれええええええええっ!!!」
手に持つ骨棍棒をツナに向けて勢いよく振り下ろすが……ツナはオーガモンの骨棍棒を物ともせずに左手で受け止めるのだった。
オーガモン「な……っ!?」
超ツナ「……これがお前の全力か? だとしたら、拍子抜けだな」
オーガモン「く、くそっ……!」
オーガモンはツナに受け止められたことに驚きながらも、骨棍棒に力を込めるが……骨棍棒はピクリとも動かなかった。
オーガモン(う、嘘だろ!? 俺様の骨棍棒がピクリとも動かねえ!? こ、こいつ、見かけによらず何て腕力と脚力をしてやがるんだ!?)
オーガモンは自身の骨棍棒を受け止めて、微動だにしないツナの細身に似合わない腕力と脚力に戦慄を覚えていた。
ツナがオーガモンの骨棍棒を片手で受け止めて微動だにしない理由は、かつて10年後の世界のミルフィオーレファミリーのメローネ基地で戦った『一番槍(アラッタッコ)』の異名と、ミルフィオーレ随一の突破力を持つ突撃兵ーー『デンドロ・キラム』の『雷槍(ランチャ・エレットリカ)』を正面から受け止めた時と全く同じである。
ハイパー化したツナ自身の腕力と脚力もあるが、右手のグローブから薄く放出され、目視さえ難しい柔の炎が支えとなっているのだ。
そのことは対峙しているオーガモンは勿論、その様子を見ているフレイドラモンやマリア達ですら気づいていなかった。
オーガモン「ぐっ、くそっ……!」
超ツナ「オーガモンと言ったか? お前、さっき俺に覚悟しろと言ったが……それ
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