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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
沢田綱吉・ヴェルジネルート
第7話A タネモンの村を守れ! 風の闘士フェアリモン
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迫っていた。
オーガモン「てめえら……随分と舐めた真似してくれたな、ええっ? 危うく眠っちまうとこだったじゃねえか……もう許さねえ!! てめえらから血祭りにあげてやる!! 殺れ、モノクロモン!!」
モノクロモン「グオオオオオッ!!
オーガモンはアニューとララモンに対してモノクロモンをけしかけ、モノクロモンは猛スピードで2人に向かって行く。
フェルト「アニューさん!!」
フェイト「アニュー! ララモン! 逃げて!!」
ララモン「あ、アニュー……私に構わず、逃げて……!」
アニュー「そんなことできないわ……私は魔導師であると同時に医者よ! 消えそうな命を見捨てたりなんかできない! それが大切なパートナーの命なら尚更よ!」
ララモン「アニュー……!」
アニューの医者としての誇りから来る、ララモンを見捨てないと言う強い意志の言葉に応えるかの様に……
ドクンッ……!
アニュー「っ!」
アニューは何かが鼓動するような感覚を感じた。
それはマリアやアインスがアグモンとワームモンが進化する前に感じたのと同じものであった。
その直後に、アニューのデジヴァイスから眩い光が放たれる。
モノクロモン「グオオッ!?」
オーガモン「ぐあっ!? 何だこの光は!?」
アニュー「私のデジヴァイスが、輝いて……!」
ララモン(温かい……アニューの優しい心が、私の中に入り込んで、力が漲って来る……!)
その光によりモノクロモンとオーガモンが怯むのと同時に、ララモンの体が輝き出し、痛む体が癒えて立ち上がる力が漲って来るのだった。
そして……
《挿入歌:With The Will / Be The Winners》
※お好きな方を脳内BGMとして再生してください。
ララモン→フェアリモン「ララモン、進化ーーーー!! フェアリモン!!」
ララモンは古代デジタルワールドの危機を救った伝説の英雄達ーー『十闘士』の力を宿した、風の能力を持つ成熟期の妖精型デジモンーー『フェアリモン』へと進化するのだった。
本来ララモンの成熟期はヒマワリの姿をした植物型デジモンーー『サンフラウモン』なのだが、アニューのララモンは伝説の十闘士の内の1体ーー『エンシェントイリスモン』の遺伝子を受け継いでいたことから、本来ハイブリット体であるフェアリモンに成熟期として進化することができたのだ。
フェアリモンはアニューを腕に抱き抱えながら空に浮いていた。
アニュー「ら、ララモンが……!」
オーガモン「し、進化しただとおっ!?」
フェアリモン「ありがとう、アニュー。貴女の優しい心が、私に新しい力を、私の命を再び輝かせてくれた
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