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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
沢田綱吉・ヴェルジネルート
第6話A 深夜の激闘! 森林の暗殺者スティングモン
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ンはその身を粉砕され、断末魔の叫びを上げながら粒子になる中……データの粒子の一部がツナのデジヴァイスの中に吸収された。


超ツナ「っ! これは……!」


ツナがデジヴァイスに起きた変化に驚く中、データの粒子はデジタマとなり、何処かへと飛んで行った。


超ツナ「何だったんだ、今のは……?」


ツナはデジヴァイスを入念にチェックするが、異常らしきものは見当たらないので、恐らく壊れてはいないだろう。

次に液晶部を見ると、スナイモンのデータがダウンロードされており、そのデータには……


超ツナ「デジゲノム……?」


見たことが無い特殊な文字で表示されているが、デジヴァイスに解読機能があるのか『デジゲノム』と読むことができた。

デジゲノムとはデジモンの構成情報のことで、簡単に言うと生物の持つ遺伝子(遺伝情報)の全体を指す『ゲノム』のデジタル版である。

如何やらツナのデジヴァイスはスナイモンのデジゲノムのデータをダウンロードした様だ。

何故デジヴァイスがそんなことをしたのかは不明だが、考えても答えは出ないのでその疑問は後にしたツナは、そのスナイモンのデジゲノムが古代種であるブイモンの成熟期以上の進化に大きく貢献することになるのを、この時はまだ知らないのであった。


超ツナ「そう言えば、アインスとワームモンは逃げ切れたのか……?」


ツナがアインスとワームモンの身を案じていると……


アインス「ツナ〜!♪」

超ツナ「っ! アインス! 良かった、無事だったんだな……って、え?」


アインスの声が聞こえ、ツナは安堵と共にその方へ視線を向けると……アインスが見知らぬ人型の昆虫型デジモンーースティングモンに乗っていることに目を見開く。


スティングモン「良かった、ツナも無事だったんだね♪ スナイモンは倒したのか?」

超ツナ「あ、ああ、そうだが……君は、一体?」

アインス「ふふふ、この子はスティングモン。ワームモンが進化したんだよ♪」

超ツナ「ワームモンが!? あ、確かに言われてみると、気配がワームモンに似てるな。でも、何故進化したんだ?」

スティングモン「逃げていた僕達のところにももう1匹のスナイモンが襲い掛かって来てね。一時はどうなることかと思ったが、アインスのおかげで進化できて倒すことができたよ♪」

超ツナ「そうか……そっちへ救援行けなくてすまなかった」

スティングモン「とんでもない! ツナがここでもう1匹のスナイモンを食い止めてくれなかったら、状況は最悪だったよ。だから、謝る必要は無いよ」

超ツナ「そう言ってくれると、ありがたいよ……」

アインス「さあ、皆のところに帰ろう。あまりに長く抜け出してたから、皆心配し
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