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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
沢田綱吉・ヴェルジネルート
第6話A 深夜の激闘! 森林の暗殺者スティングモン
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幸いだったのか何とか口の中から飛び出たワームモンは……
ワームモン「シルクスレッド!!」
スナイモン「キイイイイッ!?」
スナイモンの顔面に向かってシルクスレッドを放ち、怯ませるが……
アインス「あああっ!?」
その反動でスナイモンにしがみついていたアインスが振り落とされたのだ。
ワームモン「アインスーーーーー!!!」
ワームモンは急降下し、アインスに向けて手を伸ばす。
アインス「ワームモーーーーン!!!」
アインスもまたワームモンに向かって手を伸ばし、2人が互いの手を掴んだ……その時。
ドクンッ……!
アインス「っ!」
アインスは何かが鼓動するような感覚を感じた。
それはシェルモン戦でマリアが感じたのと同じものであった。
それと同時に……アインスのスカートのポケットに入っているデジヴァイスから眩い光が放たれ、ワームモンの体が輝き出した。
そして……
《挿入歌:brave heart / Be The Winners》
※お好きな方を脳内BGMとして再生してください。
ワームモン→スティングモン「ワームモン、進化ーーーー!! スティングモン!!」
ワームモンは昆虫独特の高い機動力と防御力を持ちながら、暗殺者の如き冷静さと知性を持つ人型のフォルムをした成熟期の昆虫型デジモンーー『スティングモン』へと進化した。
スティングモンはアインスを自身の頭の上に乗せながら、背中の羽を広げて飛翔する。
アインス「スティングモン……これが、ワームモンの進化した姿……」
スティングモン「アインスの温かな心が僕に力をくれた……もうスナイモンには負けない!」
アインス(臆病な性格のワームモンがこんなに勇しくなるなんて……デジモンの進化は凄いな)
アインスは臆病な性格のワームモンがスティングモンに進化して、見違える程立派な姿になったことに内心感嘆するのだった。
スナイモン「キイイイイッ!!」
スナイモンはスティングモンに向けてシャドウ・シックルを放つが……
スティングモン「ムーンシューター!!」
スティングモンは右腕から掌サイズある針状の光弾を放ち、スナイモンの音速の刃を相殺する。
スナイモン「キイイイイッ!!」
スナイモンはスティングモンに両腕の刃で直接攻撃しようと突撃する。
アインス「スティングモン!」
スティングモン「しっかり掴まっていろ!」
スティングモンも近接戦を仕掛けようとスナイモンに向かって行き、スティングモンとスナイモンはヒット&アウェイでの激しい空中戦を展開し、互角の戦いを繰り広げていたが
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