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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
沢田綱吉・ヴェルジネルート
第6話A 深夜の激闘! 森林の暗殺者スティングモン
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ったのが原因とも言える。


ワームモン「そ、そんな! 2人は悪くないよ! そもそも僕があいつを退ける力があれば、こんなことには……」


ワームモンはワームモンで、スナイモンを退けられない自分の無力さを悔やんでいた。

パートナーデジモンにとって大切なパートナーを守れない力が無いと言うのは恥ずべきことであった。

だからこそ、ワームモンはツナとアインスの所為にする等できる筈も無かった。


アインス「ワームモン……ひとまずお互い反省するのは後だ。今は路面電車にいるブイモンとアグモンを起こして、ツナの加勢に向かわせよう」

ワームモン「うん……」


スナイモンと交戦中のツナに加勢できるのは、進化できるブイモンとアグモンだけである。

そのことを理解しているアインスとワームモンは急いで路面電車に戻ろうとするが……


スナイモン「キイイイイッ!!!」

アインス「何っ!?」

ワームモン「も、もう1匹いたのーーー!?」


ツナと交戦しているのとは別の個体のスナイモンが2人に襲い掛かって来たのだ。


スナイモン「キイイイイッ!!!」

アインス「きゃあっ!?」


スナイモンは両腕の大鎌による超音速の一刀『シャドウ・シックル』をアインスとワームモンに向けて放ち、アインスは何とか躱すも、攻撃の余波で抱いていたワームモンを離してしまったのだ。

その隙を見逃さないスナイモンは……


スナイモン「キイイイイッ!!!」

ワームモン「うわあああああっ!!!」


ワームモンを口でキャッチし、そのまま飛び去ろうとするが……


アインス「させるか!」


アインスがすかさずジャンプし、スナイモンの足にしがみついた。

そして、アインスは少しずつスナイモンの体を登って行く。


アインス「ワームモン! 待っていろ、今助ける!」

ワームモン「あ、アインス!? ダメだよ、危ないよ!」


スナイモンに食べられそうになっているワームモンは自身よりもパートナーであるアインスの身を案じるが……


アインス「パートナーを放って逃げるなんて、できる訳ないだろ!」

ワームモン「っ!」

アインス「私も、君も、生きて皆のところに必ず戻るんだ! 私は諦めない! だから、ワームモンも……生きるのを諦めるな!」


アインスはかつて自身を救ってくれたジョットと同じ言葉をアインスに向けて言う。

その言葉を聞いたワームモンは……


ワームモン「アインス……うん! 僕も諦めない!」


勇気づけられ、スナイモンの口の中から出ようと必死に動く。

スナイモンが自身の体にしがみつくアインスを振り落とすことに気が言っていたのが
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