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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
沢田綱吉・ヴェルジネルート
第6話A 深夜の激闘! 森林の暗殺者スティングモン
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き大空の炎を持つ子供が君を本当の意味で救うだろう……その時が来れば、君の失われた力は蘇る筈だ』


……この言葉を言っていたことをツナに話すのを忘れていたが、仮にジョットの言っていた子供がツナだとしても、自身のことで変に期待を背負わせるのは良くないと判断し、今は話さないことにするのだった。

ツナとアインスが路面電車の帰路に着く中……


「うわあああああっ!!!」

ツナ「っ! この声は!」

アインス「ワームモン!?」


突如ワームモンの悲鳴が聞こえて来るのだった。

ツナとアインスは急いでワームモンの悲鳴が聞こえて来た方へ向かうと……


?「キイイイイッ!!!」

ワームモン「うわああああっ!!! こっちに来ないでーーー!!!」


ワームモンが緑色のカマキリのような姿をした野生デジモンに襲われているのを目撃する。


アインス「ワームモン!!」

ワームモン「あ、アインス〜〜!!」


ワームモンは泣きながらアインスに飛び付いた。

そんなアインスとワームモンに……


?「キイイイイッ!!!」

ワームモン「うわああああっ!?」

アインス「っ! しまった!」


野生デジモンが両腕の大鎌を振り下ろそうとしていた。

そこへ……


超ツナ「はあああっ!!」

?「キイイイイッ!?」

アインス「っ! ツナ!」


即座にハイパー化したツナが野生デジモンを殴り飛ばしたことで事なきを得た。


超ツナ「こいつは俺が食い止める! 2人は今の内に路面電車に向かえ!」

アインス「わ、わかった!」

ギュンッ!!


ツナはアインスとワームモンにそう言って、空中にいる野生デジモンに向かって飛翔し、戦闘を開始する。

アインスはひとまずツナの指示に従い、ワームモンを抱き抱えながら路面電車に向かっていた。


アインス「ワームモン、何故野生のデジモンに追われていたんだ?」

ワームモン「そ、それは……目を覚ましたらアインスとツナが何処にも居なかったから、路面電車を出て2人を探している内に『スナイモン』とバッタリ遭遇しちゃって……」

アインス「なるほど、あのスナイモンと言うデジモンは君を餌として追いかけ回していたと言う訳か……すまない、私達が不用意に路面電車の外へ出たばかりに……」


どうやらワームモンは路面電車から居なくなったアインスとツナを心配して探している内に、偶然湖を通りかかった成熟期の昆虫型デジモンーー『スナイモン』と遭遇してしまい、スナイモンに餌として追いかけ回されていた様だ。

ワームモンがそうなったのも、ツナとアインスが皆に黙って外に出てしまい、ワームモンに要らぬ心配をかけてしま
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