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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
沢田綱吉・ヴェルジネルート
第5話A 腹ごしらえと休息のひと時
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はあ〜、暇だ」


どうやらまだ1匹も釣れていない様で、地面に座り、釣竿を持ったまま獲物が引っかかるのを暇そうに待っていた……そんな時。


クリス「っ! うわぁっ!?」

アンジュ「クリス、どうしたの!?」

クリス「あ、あたしの釣竿が強く引っ張られてる! たぶん、デカイぞ!」


クリスの釣竿に大物の魚が引っかかったのか、釣竿が強く引っ張られていた。


アンジュ「クリス! 待ってなさい、今加勢するから絶対に離すんじゃないわよ!」

クリス「お、おう!」

テリアモン「クリス、頑張れ〜!」

パタモン「ファイト〜!」


釣竿を強く引っ張られ、湖に落ちそうになっているクリスをテリアモンとパタモンが懸命に支え、加勢で駆け付けたアンジュがクリスの釣竿を握った。


アンジュ「クリス! せーので引っ張るわよ!」

クリス「わかった!」

アンジュ・クリス『せーのっ!!』


アンジュとクリスは同時に釣竿を力一杯引くと湖から何かが引き上げられ、地面へと落ちた。

アンジュとクリスが釣り上げたのは……


アンジュ・クリス『でかっ!?』


なんと巨大魚だった。

巨大魚と言ってもマグロなどではない、アンジュ達やツナの地球では絶対に存在していないであろう怪魚だ。

魚の口には凶悪なまでのギザギザの歯がついており、その口を開ければアンジュ達を丸飲みに出来る程にでかい。

アンジュとクリスは地面に落とされ、ビチビチ跳ねている怪魚を見つめる。


クリス「……これ、どうやって運べば良いんだ?」

アンジュ「このサイズは大き過ぎて、私達では運べないわね……」

テリアモン「だったら、ブイモンやアグモン、ドルモン達を呼んで運んで貰おうよ」

クリス「だな……」

アンジュ「パタモン、ブイモン達を呼んできてくれる?」

パタモン「うん、任せて!♪」


アンジュに頼まれたパタモンはブイモン達を呼びに行くのだった。








ツナ「ただいま戻りました♪」

アニュー「あ、お帰りなさい♪」


薪を組んで調理準備を終えたアニューとフェルトの元に、森で食料集めをしていたツナ・アインス・マリア・フェイト達が戻って来ていた。


フェルト「お疲れ様です♪ 食料は見つかりました?」

フェイト「うん。デジタルワールドって意外と食料が豊富だったから、保存分含めてたくさん集めて来ちゃった♪」


フェイトはそう言って集めた食料が入った袋をフェルト達に見せると、袋の中には肉や野菜、果物、キノコ類、さらには米やパン、バター等様々な種類の食料が多く入っていた。


フェルト「うわぁ〜♪」

プロットモン「大量ね
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