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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
沢田綱吉・ヴェルジネルート
第5話A 腹ごしらえと休息のひと時
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草が食料に変わったりしないわね。ツナの世界はどうなの?」

ツナ「俺の世界もマリアさん達の世界と同じですよ」

フェイト「で、デジタルワールドって何でもありだね……」

アインス「そ、そうだね……」


デジタルワールド特有の怪奇現象?に驚きつつも、ツナ達はブイモンがやった様に雑草を引っこ抜いて、食料を次々に集めて行く。








アグモン「そう言えば、ブイモンの進化って僕のとは何か違うよね?」

ブイモン「そりゃそうだよ。俺の進化はアーマー進化って言って、デジメンタルって言うアイテムを使った古代種または古代種の因子を持つデジモンだけが使える擬似的な進化だからな」

ドルモン「へえ〜、と言うことはブイモンって古代種なの?」

ブイモン「うん、そうだよ。アグモンとドルモンは現代種みたいだけど、ワームモンってもしかして俺と同じ古代種か?」

ワームモン「確かに古代種の因子はあるけど、僕の場合は古代種の因子を持った現代種なんだ。パタモンとプロットモン、テリアモンも僕と同じだよ」

ブイモン「そっか……ってことは、ワームモン達は俺より普通の進化がし易いな」

アグモン「え? 何で?」

ブイモン「俺みたいな純粋な古代種は現代種より潜在能力が高いけど、その分現代種よりデータの劣化が激しくて寿命が短いから、成熟期以上に進化できた奴は中々いないんだよ」

ドルモン「なるほど、古代種って大変なんだね」

ブイモン「まあな。一応勇気と友情のデジメンタルのおかげで進化できて戦えてるけど、いつか強い敵と戦う時が来ることを考えると、今のままじゃダメだと思う」

ワームモン「そうだね。進化し難いと言う理由でパートナーを守れなかったら嫌だもんね」

ブイモン「ああ」


ブイモン・ワームモン・アグモン・ドルモンの4体はツナ達と同じように食料を集めながら、そんな会話をしていた。

デジタルワールドのデジモンには現代種と古代種が存在し、ブイモンは古代種、アグモン・ドルモン・ララモンは現代種、ワームモン・パタモン・プロットモン・テリアモンは古代種の因子を持つ現代種に分類される。

古代種は現代種より潜在能力が高いが、その反面感情の起伏によるオーバーライトが現代種に比べて荒々しい為に、体を構成するデータの劣化が激しく寿命が極度に短いのだ。

そのことから当然進化の幅も狭く、古代種は成長期・成熟期以上に進化出来ないデジモンも数多く存在し、成熟期以上のクラスである完全体や究極体等は余程の運に恵まれない限り到達出来ない為、古代種が進化した完全体と究極体は伝説の存在として呼ばれている。

ツナのパートナーデジモンであるブイモンは、現代の技術で寿命の問題は解消されているが、古代種であるが故の進化の
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