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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
沢田綱吉・ヴェルジネルート
第5話A 腹ごしらえと休息のひと時
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崖を登らされたり、鮫の多い海で鮫に追いかけ回されながら水泳訓練させられたり、ライオンやチーターのような獰猛な動物と追いかけっこさせられたり、ガトリング砲やバズーカ、10tハンマー、ミサイルランチャーとかあるゆる武装でぶっ飛ばされたりと……いつも死と隣り合わせの地獄の修行をさせる見た目は赤ん坊、中身は鬼・悪魔・殺し屋な奴ですね」

アンジュ「何よその黒歴史な修行は!? って言うかそれ以前にそのリボーンって人、人間じゃないでしょ!?」

ツナ「一応人間だと思います……たぶん」

アンジュ・クリス『たぶんかい(かよ)!?』

フェルト・アインス・マリア・フェイト・アニュー『(ツナ(君)の(お)師匠(さん)……怖いけど、どんな人なのか見てみたいかも……)』








リボーン「へっくしっ!」

風「どうかしました、リボーン?」

コロネロ「風邪か? コラ」

リボーン「いや……たぶん、ツナが俺に対して誤解されるような、不本意なことを言ってるんだろうな」

風「大方貴方が厳しく修行し過ぎるものだから、誰かに愚痴を聞いて貰っているんじゃないでしょうか?♪」

コロネロ「ぷははははっ! その可能性はあるぜ、コラ!♪」

リボーン「と言うより、100%それだな。ツナの奴……帰ったらねっちょりシメてやる」








ゾクッ!

ツナ「っ!?」

フェルト「ツナ君?」

フェイト「大丈夫? 顔色が悪いみたいだけど……」

ツナ「だ、大丈夫です! 取り敢えずアニューさん、もし良かったらこれ使ってください」

アニュー「ありがとう、是非使わせて貰うわね♪」


そう言って、アニューはツナの調理器具や調味料を受け取るのだった。

そんな時、何処からかバチバチッと電気の爆ぜる音がして、今まで景色に溶け込んでいた2台の路面電車に明かりが灯った。


フェルト「明かりが、点いた……?」

ツナ「あれって路面電車ですよね? 何でこんなところに……?」

フェイト「中はどうなってるのかな?」

アンジュ「取り敢えず確認してみましょう♪」


アンジュが率先して路面電車の中に入る。


アインス「もしかしたら何か使える物があるかもしれないし、調べてみよう」

マリア「そうね」

ツナ「はい」


ツナ達も路面電車の中に調べ始める。

最初にアンジュが入った路面電車には様々な道具類が置いてあり、もう1台の路面電車には大きめの毛布があった。

毛布は幸運なことにツナ達全員分があるのだった。


マリア「毛布が人数分あってラッキーね。今日は路面電車の中で寝ましょう♪」

ツナ「賛成です♪ 地面に寝ると背中や頭が痛くなりますか
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