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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
沢田綱吉・ヴェルジネルート
第5話A 腹ごしらえと休息のひと時
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」
アニュー「さ、流石にこんな大きな魚を捌くのは無理ですので、丸焼きにしましょうか?」
ツナ「それが無難だと思います」
アニューの提案により巨大魚は丸焼きで食べることになった。
一方、フェイトとフェルトのハラオウン姉妹は抱き合いながら巨大魚を恐る恐る見ると、その巨大魚の目玉がこちらを見ているようでゾッとした。
フェイト・フェルト『(あ、あれ、食べて大丈夫なのかな……?)』
初めて見る未知の食材に、フェイトとフェルトはただ戦慄を覚えるばかりであった。
ブイモン「ブイモンヘッド!!」
ドルモン「メタルキャノン!!」
巨大魚を丸焼きにする為の串作りとして、まずブイモンとドルモンが頭突きと鉄球で木を薙ぎ倒した。
次にワームモンとアグモンが爪で木の皮を削って大きな串にし、その串で巨大魚を串刺しにすると、ツナ達が作った支えに串を乗せた。
そして……
アグモン「ベビーフレイム!!」
テリアモン「ブレイジングファイア!!」
炎の技が使えるアグモンとテリアモンが巨大魚に向けて技を連続で放つ。
少しすると巨大魚から香ばしい匂いが漂って来たので、仕上げとばかりにララモンとパタモンが上空から巨大魚に塩を振り掛けると、巨大魚の塩焼きが完成した。
クリス「おお〜っ! こいつは美味そうだな!♪」
マリア「ええ、それに香ばして良い匂いがするわ♪」
アニュー「それじゃあ、身を少しずつ切り取りながら食べましょうか♪」
アニューはそう言って包丁で巨大魚の身を切り取り、その切り身を皿に乗せてツナ達に渡して行く。
勿論……
アニュー「はい、フェルトさんにフェイトさん。どうぞ♪」
フェイト・フェルト『あ、ありがとう(ございます)……』
ハラオウン姉妹にも手渡された。
先ほど捕ったばかりの時は魚の目と歯に圧倒されて引き気味であったフェイトとフェルトだが、こうして焼かれて良い香りもしてくれば、少しは大丈夫かなという気もしてくる。
2人が切り身を一口食べると……
フェイト・フェルト『……お、美味しい!♪』
意外にも美味しかったことに驚き、顔を綻ばせた。
大きいので大味かと思ったが、肉厚でジューシーなその身は地球のスーパーで売っている魚なんかよりもよっぽど美味しかったのだ。
フェイトとフェルトの様子を見て、ツナ達も切り身を口にした。
ツナ「本当だ、美味しい!♪」
マリア「市販の魚と比べてジューシーで美味しい♪」
アンジュ「本当ね♪」
アニュー「こんな美味しい魚、初めてです♪」
アインス「うん、私も生まれて初めてだよ♪」
クリス「やばい! 美味さが、
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