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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
沢田綱吉・ヴェルジネルート
第4話A 爆裂進化グレイモン! 大空と愛の戦乙女達の邂逅
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ながら、未だにシェルモンに締め付けられているマリアを助ける手段を考えていた……その時だった。
ライドラモン「ライトニングブレード!!」
シェルモン「グオオオオッ!?」
グレイモン「っ!」
突如何処からか現れた黒い鎧を纏う獣型デジモンーーライドラモンが電撃の刃を放ち、シェルモンの頭部のイソギンチャクを斬り裂く。
マリア「きゃあああっ!?」
シェルモンのイソギンチャクから解放されたマリアは空中に放り出され、地面へ落ちそうになるが……
マリア「…………え?」
何かに抱き留められた感覚がすると同時に、落ちていた体がその場に止まったのを感じるのだった。
マリアは恐る恐る目を開くと……
超ツナ「大丈夫か?」
額に橙色の炎を灯し、額の炎と同じ色をした綺麗な瞳を持つ茶髪の少年……超死ぬ気モードのツナがマリアを抱き抱えながら、空に浮かんでいるのだった。
マリア「え、ええ、大丈夫よ。ありがとう……///」
超ツナ「気にするな、何とか間に合って良かった」
ツナは笑みを浮かべながらマリアにそう言い、ゆっくり地面へと下ろすのだった。
一方、シェルモンと戦闘中のライドラモンとグレイモンは……
ライドラモン「一旦シェルモンから離れろ!」
グレイモン「っ! わかった!」
グレイモンはライドラモンの意図が分かり、シェルモンを後ろへ押し飛ばす形で距離を取った。
そこへ……
ライドラモン「ブルーサンダー!!」
シェルモン「グオオオオッ!!?」
ライドラモンがすかさず蒼の電撃を放ち、シェルモンを感電させる。
シェルモンは水辺のデジモンだけに電撃は効果抜群で、感電により動きが緩慢であった。
ライドラモン「今だ!」
グレイモン「ありがとう、助かった!」
グレイモンは援護してくれたライドラモンに礼を言うのと同時に……
グレイモン「くらえ! メガフレイム!!」
口から巨大な超高熱の火炎をシェルモンに向けて放つ。
シェルモン「ギャオオオオオオッ!!!」
グレイモンのメガフレイムの直撃を受けたシェルモンは綺麗に放物線を描いて吹き飛び、海の中へ沈むのだった。
シェルモンを撃破したグレイモンはアグモンに、ライドラモンはブイモンにそれぞれ退化し、ツナとマリアの元に向かう。
アグモン「マリア! 大丈夫?」
マリア「アグモン……ええ、大丈夫よ。この通りピンシャンしてるわ♪」
アグモン「良かった〜……君達のおかげでマリアを助けることができたよ、ありがとう♪」
ブイモン「へへっ、気にすんなって♪」
超ツナ→ツナ「運良く近くにいた
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