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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
沢田綱吉・ヴェルジネルート
第4話A 爆裂進化グレイモン! 大空と愛の戦乙女達の邂逅
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よりも早くシェルモンがハイドロプレッシャーを放ち、プロットモンとララモンを吹き飛ばした。
アインス・フェルト・フェイト・アニュー・アンジュ・クリスはシェルモンのハイドロプレッシャーを受けて気絶したワームモン・プロットモン・ドルモン・ララモン・パタモン・テリアモンの元へそれぞれ駆け寄り、抱き抱える。
唯一残ったアグモンは……
アグモン「許さないぞ! ベビーフレイム!!」
アグモンはシェルモンのハイドロプレッシャーの的にならない様に動き回りながらベビーフレイムを連続で放つも、シェルモン相手に大きなダメージを与えていなかった。
シェルモン「グオオオオッ!!」
アグモン「うわあああっ!!」
マリア「アグモン!!」
アグモンの動きを捉えたシェルモンが腕を振り下ろし、アグモンはシェルモンの腕によって押さえつけられた。
アグモン「うああああ……っ!!」
マリア「アグモン!! この……!」
マリアはアグモンを助けるべく、近くに落ちていた木の枝を拾うと同時にシェルモンに向かって駆け出すと……
マリア「アグモンを放せえええっ!!」
シェルモンの眼球に向けて、木の枝の鋭い先端を思いっきりぶっ刺した。
シェルモン「グギャアアアアアッ!!?」
シェルモンは刺された眼球の痛みから悲鳴をあげながら体勢を崩し、アグモンはシェルモンの腕から解放された。
マリア「アグモン! 大丈夫!?」
アグモン「ま、マリア……助けてくれて、ありがとう……」
マリア「貴方のことを助けるのは当たり前でしょ? 私達はパートナーなんだから♪」
アグモン「マリア……」
優しげな笑みを浮かべながらそう言うマリアの言葉に、アグモンは嬉しそうにしていた。
そんな時……
ドクン……!
マリア「え?(何、今の……? 何かが鼓動しているような……)」
マリアは一瞬何かが鼓動するような感覚を感じるのだった。
だが、そんな彼女の隙をつくかのように……
アグモン「っ! マリア、危ない!」
マリア「え?」
シェルモン「グオオオオッ!!!」
マリア「っ! きゃああっ!?」
眼球を刺されて怒り狂うシェルモンが頭部のイソギンチャクを触手のように伸ばし、怒りの矛先であるマリアを拘束して締め付けるのだった。
マリア「ああああああっ!!!」
アンジュ「マリア!!」
アインス「待っていろ!」
フェイト「今助けに……!」
アンジュやアインス、フェイトが武器になりそうな物を拾って、シェルモンに締め付けられているマリアを助けに向かおうとするが……
シェルモン「グオオオオ
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