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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
沢田綱吉・ヴェルジネルート
第4話A 爆裂進化グレイモン! 大空と愛の戦乙女達の邂逅
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デジモン達が微笑ましい雰囲気になった後、マリア達は一旦状況を整理をすることにしたが……
アインス「さてと、ひとまずここがデジタルワールドと言う異世界で、私達が元いた世界では無いことは理解できたが……」
アンジュ「どうやって地球に戻るかね……連絡取ろうにも、スマホの電源が入らないし……」
フェルト「次元漂流の影響で壊れたのか、またはこのデジタルワールドにいる間は使用できないのかもしれないわ」
アニュー「それに念話もダメだわ、誰かと繋がる感じが全く無い」
フェイト「私達が地球からこのデジタルワールドへ次元漂流したきっかけは、あの不可解なオーロラと同時に現れた津波に飲まれたからだと思うけど……」
マリア「一緒に津波に飲まれた筈の調や切歌、翼、なのは、はやて、ギンガ、響達の姿が見えないわ。私達だけこの世界に飛ばされたのか、それとも……」
クリス「あたしらとは別の場所に飛ばされたってことか? そうだとするとかなり厄介な状況だぞ、くそっ!」
デジタルワールドから地球に帰る方法、スマホや念話が使えず連絡できない状況、そして謎のオーロラによる津波で一緒に飲まれた筈の響・なのは・はやて・翼・ギンガ・調・切歌の行方がわからないこと等、現在抱えている問題を解決する方法がわからず、頭を抱えるしか無かった。
そんな中……
テリアモン「クリス、モーマンタイ♪」
クリス「は? モーマンタイって何だ?」
テリアモン「『気にするな、気楽に行こう』って意味だよ。きっと何とかなるよ♪」
アグモン「そうだね、何とかなるよ♪」
ワームモン・プロットモン・ドルモン・ララモン・パタモン『うんうん♪』
クリス「お前達なぁ……まあ、焦っても仕方ないか……」
アインス「確かにね♪」
マリア「ふふふ、そうね♪ ここで悩んでも状況が変わる訳じゃないし、取り敢えず情報収集しましょうか」
フェイト「そうだね♪」
アンジュ「ええ♪」
フェルト・アニュー『はい♪』
マイペースなパートナーデジモン達に若干呆れはしたものの、不思議と何とかなるような気がして来たマリア達は情報収集に動き出そうとしたその時……
アグモン・ワームモン・プロットモン・ドルモン・ララモン・パタモン・テリアモン『っ!』
アグモン達が突如険しい表情になり、まるで何かを警戒しているかのように戦闘態勢に入っていた。
マリア「アグモン、皆、どうしたの?」
アグモン「何かいる……!」
ドルモン「うん、敵意を感じる……!」
フェイト「えっ!?」
フェイトがドルモンのその言葉に驚くと同時に……何処からか大きな鉄砲水が飛んで来た。
フェルト「きゃあっ!?」
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