暁 〜小説投稿サイト〜
X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
沢田綱吉・ヴェルジネルート
第3話A 燃え上がる『勇気』と轟く『友情』
[7/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ージし、機械内に収納されたのだろう。

友情のデジメンタルを体内に取り込んだブイモンから蒼い雷が放たれ、徐々に姿を変えていく。

そして、その雷の中から……


ブイモン→ライドラモン「アーマーチェンジ! 轟く友情! ライドラモン!!」


フレイドラモン程ではないが、ブイモンの面影を残した漆黒の鎧を纏う四足歩行の獣竜ーー『ライドラモン』が現れた。


超ツナ「ライドラモン……フレイドラモンとは戦闘スタイルや属性が違うみたいだな」


ツナの言う通り、フレイドラモンが炎の属性を持ち、肉弾戦メインのパワー型であるのに対し、ライドラモンは雷の属性を持ち、四足歩行を活かしたスピード型である。


ライドラモン「行くぜ!」


ライドラモンは見た目に違わぬ俊敏な動きで、ダークティラノモンに向かって行く。
 
向かって来るライドラモンに対し、ダークティラノモンは口からの火炎放射で迎撃するが、素早いライドラモンの動きを捉えられず、尽く回避されていた。


ライドラモン「ブルーサンダー!!」

ダークティラノモン「グオオオッ!?」


ライドラモンは背中の3本の突起から蒼い強烈な電撃をダークティラノモンに向けて放ち、感電させて怯ませた後、止めの一撃を繰り出す為に一気に頭のブレードに電撃を纏わせた。

そして……


ライドラモン「これで終わりだ! ライトニングブレード!!」

ダークティラノモン「グギャアアアアアアアッ!!?」


頭のブレードから繰り出された電撃の刃はダークティラノモンに命中し、その大きな体を容易く両断した。

体を両断されたダークティラノモンは断末魔の叫びをあげながら粒子となって消滅するのだった。

そして、ダークティラノモンが消滅した後に突如卵が現れ、すぐに何処かへと飛んで行った。
 
 
超ツナ(ダークティラノモンが粒子になって消えた!? それに、あの卵は一体……? 後でブイモンに聞いてみるか……)
 
 
ツナは突如現れた卵に疑問を持つが、後でライドラモンから退化で戻ったブイモンに聞くことにし、ハイパー化を解いてパートナーの元へ歩み出す。

因みに友情のデジメンタルも勇気のデジメンタルのように青い光となって機械に吸い込まれ、内部に収納されたのだった。


ブイモン「ツナ〜!♪」

ツナ「おっと」


ブイモンはツナに飛び付き、抱き着かれたツナはその重さに少しよろけるが、しっかりブイモンを抱き抱えた。


ブイモン「俺のアーマー進化、どうだった?♪」

ツナ「うん。本当に凄かったし、かっこ良かったよ♪」

ブイモン「えへへ♪」


ブイモンはツナのその言葉に嬉しそうな笑みを浮かべるのだった。


ツナ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ