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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
第1章 邂逅編
第1話 新暦世界の戦乙女達
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士の『八神シグナム』や『八神ヴィータ』等の実力者がいるにも関わらず、何故ギンガがスカウトされたのか……それは部隊毎に保有できる魔導師ランクの総計規模にあった。

S.O.N.Gへの派遣部隊が保有できる魔導師ランクの総計規模は、まず部隊長にして総合SS+の魔力ランクを持つはやてはPM事件、ルナ・アタック、フロンティア事変の3つの事件の功績から特例として総計規模から除外された。そして、それ以外の魔導師に関しては『AA〜S+ランク内で3名、A+ランク以下で3名』であった為厳選な選定の結果、はやてはAA〜S+ランク内でなのは(空戦S+)・フェイト(空戦S+)・アインス(総合AAA+)、A+ランク以下でフェルト(空戦A+)・アニュー(空戦A+)・ギンガ(陸戦A)の計6名を派遣部隊のメンバーとしてスカウトしたのだ。

余談だが、ミッドチルダがいくら地球に比べて平和であると言っても犯罪がまったく無い訳では無いし、広域犯罪者を追跡したり、未知なる管理外世界を調査したりと時空管理局も時空管理局で人員をあまり割けないことから、ルナ・アタックやフロンティア事変時に特異災害対策機動部二課へ派遣した時の部隊の魔導師ランクの総計規模は今よりさらに厳しく、なのは・フェイト・はやてに至っては一時期リミッターをかけないといけなかったぐらいだった。

派遣部隊の条件を少しでも緩くする為に尽力してくれたフェイトやフェルトの義母のリンディや、2人の義兄の『クロノ・ハラオウン』、聖王騎士教会の上層部のメンバーである騎士『カリム・グラシア』、そしてかつての時空管理局黎明期を支えた最大の功労者とされる3人の提督ーー『伝説の三提督』に対し、はやては勿論弦十郎も心底感謝していた。


アンジュ「ええいっ!」

ギンガ「やああっ!」


視点は再びアンジュとギンガの模擬戦に戻り、2人は空中でヒット&アウェイで何度も撃ち合うが、このままでは拉致が開かないと判断したアンジュはギンガから距離を取り、アームドギアを鞘に納め、ある構えーー居合斬りの体勢に入る。

アンジュは居合斬りの構えの状態で、鞘に納めた両刃剣にエネルギーを溜めて行く。

そして……


アンジュ「紫電……一閃!!」

ギンガ「きゃあっ!?」


アンジュは抜刀と共に放つ光り輝く刃による斬撃をギンガに向けて放つ。

ギンガは咄嗟にシールド魔法を展開するが、アンジュの放った斬撃の威力にシールド魔法を破壊され、後ろへ大きく吹き飛ばされた。

アンジュが放った『紫電一閃』は、エクスカリバーを使いこなす過程で彼女に剣技を教えてくれた、はやての守護騎士であるシグナムの技をアンジュなりにアレンジしたものである。

アンジュは吹き飛んで体勢を崩したギンガにさらなる追撃を加える。


アンジュ「は
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