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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
第1章 邂逅編
第1話 新暦世界の戦乙女達
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ゾン)しており、魔法戦能力が引き上げられていた。
調「くっ!」
切歌「およよっ!?」
はやての放った砲撃魔法は調の放った小型の丸ノコと切歌の放った刃を破壊し、2人に向かって降り注ぐ。
調と切歌は降り注ぐ砲撃魔法を回避しつつ、空中にいるはやてに何とか接近すると……
調「ええいっ!!」
切歌「デエエエスッ!!」
はやて(ユニゾン)「っ!」
調はアームドギアのヨーヨーで、切歌はアームドギアの鎌で、左右同時からはやてに攻撃を仕掛ける。
しかし……
?「我が主に指一本触れさせない!」
はやての近くに現れた長い銀髪に真紅の瞳をした美女が両手からシールド魔法を展開し、調と切歌の同時攻撃を防ぐ。
調「っ!」
切歌「うええっ!?」
はやて「アインス!」
夜天の書の元融合機で、はやての家族にしてリインの姉でもある初代祝福の風である銀髪の女性ーー『八神リインフォース・アインス』はシールド魔法に魔力を込めて調と切歌を弾き飛ばすと……
アインス「はああっ!」
調「うぐっ!?」
切歌「デデースッ!?」
魔力を込めた拳による拳撃で調と切歌を吹き飛ばし、地面へと叩き落とした。
はやて「おおきに、アインス♪ 助かったよ♪」
アインス「いえ、我が主を守るのは当然のことです」
リイン『お姉ちゃん、流石ですぅ!♪』
アインス「リイン、引き続き我が主のサポート頼むぞ」
リイン『はい!♪』
アインスは10年前の闇の書の事件の時、自身の体内にある夜天の書を呪われた魔導書と呼ばせる原因となった防衛プログラムーー『ナハトヴァール』の残滓が再び暴走するのを防ぐ為に、そして彼女にとって最愛の人でにして夜天の書の主であるはやてをその脅威から守る為に、儀式消滅する筈だった。
そんな死期が迫るアインスの元に、額に橙色の炎を灯した金髪の男性が突如現れ、その男性が灯した正体不明の橙色の炎がアインスの体内にあったナハトヴァールの残滓を1つ残らず消し去り、その結果アインスは生きることができ、はやてと永遠の別れをすることは無くなった。
しかし、それと引き換えにアインスは魔法戦能力が大幅に低下し、さらには融合騎として能力ーーユニゾン能力を喪失した。
そのことに対して、アインスを救った金髪の男性は……
『すまない、俺の炎では君の命を拾うだけで精一杯だ……だが、少し先の未来……いずれ君の元に現れる俺と同じ大空の炎……いや、俺さえも超える、穢れなき大空の炎を持つ子供が君を本当の意味で救うだろう……その時が来れば、君の失われた力は蘇る筈だ』
予言めいた言葉を残し、まるで幻だったかのようにその場から消えたの
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