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真・恋姫†無双 劉ヨウ伝
第10話 別れと初めての洛陽
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すが、この春欄、これまで以上に鍛錬に励み、いつか正宗を倒してみせます!」

「ふふっ、正宗と出会って、久しぶりに充実した気がするわ」

私は正宗が何を隠していたのかが気になっていた。

分からないことをそのままにしておくのは、私の主義ではないわ。

それに正宗は、私と将来対立するかもしれない気がするのよ。

本当に、対立するかはわからないけど。

何と言うか正宗って、つかみ所がないのよね。

善人そうに見えて、強かそうにも見えるわ。

まあ、悪人ではないことは確かね。

暇つぶしのつもりだったのだけど、私は正宗に出会えて良かったと思った。

私を楽しませてくれそうなんですもの。

私は正宗が向かった、洛陽の方角を眺めた。




「お爺々様、まだ機嫌は治られないのですか?」

私は今、洛陽へ向かっています。

その道すがら、お爺々様の気を沈めようと奮戦しています。

「当たり前じゃ。正宗、洛陽に着いたら、しばらくは二倍の勉強をしてもうぞ。曹操のことなど、考えておられぬ位にな」

私を殺す気ですか、お爺々様?

「華琳が何をしたというのですか?」

「元はと言えば、お前が曹操の招待を受けるのが、悪いのじゃ。あのような奴と関わるのはこれっきりにするのじゃぞ」

ここは、形だけでもお爺々様に従っていた方がいいようです。

華琳と友誼を結べたことは、私にプラスになりましたから。

「はい、判りました、お爺々様。お爺々様の気も知らずに、初めての旅で浮かれてしまいすいませんでした。」

「うむ・・・、判れば良い。だが、洛陽での勉強は二倍だから、そのつもりでおれ」

まじーーーですか!

お爺々様は陳留での件を根に持っているように思います。

はぁ〜、只でさえお爺々様の授業は、スパルタ教育なのに、その倍とは、洛陽での楽しい生活はもはや露と消えたも同然です。

私は意気消沈しながら、重い足取りで洛陽への道を進みました。




あれから数日かけて、かの洛陽に到着しました。

「これが洛陽ですか!今まで見た街とは比べようもない位大きいです」

私は感動していました。

洛陽の街は大きいにつきます。

人も物も沢山あります。

この大陸の中心ということだけはありますね。

「当然じゃ、ここは皇帝のお膝元じゃからの」

「それより、まず、燐のところを尋ねようかの」

「姉上の所に参るのですか?仕事中でご迷惑じゃないのですか?」

「尋ねるのは、燐の役宅じゃよ。早く、行くぞ。洛陽の旅は、この老体には骨が折れたわ。燐の屋敷で、旅の疲れを取りたいの」

なら、お爺々様、来なければいいじゃないですか。

「そうですね。早く、姉
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