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カーク・ターナーの憂鬱
第一章 登場人物
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、自分が生きている内は結果が出ない打倒帝国の夢を新しい希望とし、ターナーを支援する事にした。

 クリストフ・フォン・ミヒャールゼン
男爵(伯爵家次男)。親族との財産争いなどから貴族社会に不信を持ち、また自身の手腕を発揮できる場として進んでスパイ網の構築・維持に取り組んでいた。ジークマイスターが同盟に亡命した後は、帝国に於けるスパイ網のトップのような立場となっている。

【730年マフィア】

 ブルース・アッシュビー
士官学校開校以来の秀才と謳われる。身長186センチという均整のとれた長身に鋭気をみなぎらせた端整な美丈夫という容姿で欠点がなく、少尉の身である無名時代から大佐より偉そうに見えたという逸話が残る。正にこの時代の同盟版ラインハルト。今作でも優秀ではあるが、多角的な視点を持つターナーには一目置いており、30歳で退役してビジネス界に戻るというターナーを、自分が宇宙艦隊司令長官に40歳までになり、ウーラント商会を優遇する代わりに軍に残る様に遺留した。

 アルフレッド・ローザス
沈着で公正な良識人。優秀な同期達に称賛を感じつつも、劣等感を感じていたが、それを昇華し優秀な同期達の潤滑油足らんと志を立てた。幼馴染のカトリナと恋仲でもある。

 フレデリック・ジャスパー
とかく派手な用兵を好む。亡命系原理派の雄、オルテンブルク侯爵家の庶子。彼自身は亡命してすら疑似的な貴族制を取る亡命系原理派に息苦しさを感じていた。帝国式のマナーを学びに来たターナーと知己となり、育ちは全く違うが、不思議と馬が合った。同盟内の融和を進める為にバーラト系とのパイプを作るため、士官学校に進む。ターナーとは同期であり、ビジネスパートナーの一人でもある。

 ヴィットリオ・ディ・ベルティーニ
ヘビー級ボクサーのような体躯に、無数の小さな戦傷にいろどられた赤銅色の顔と剛い頬髯という見た目。用兵も攻勢を好むが、女性や子供には優しく、『森の熊さん』などと呼ばれる。シロンで大規模な農場を運営するベルティー二家の三男。ジャスパーと同じくバーラト系との融和の為のパイプ作りの為に士官学校に進んだ。ベルティー二家もターナーのビジネスパートナー。体躯は全く正反対の小柄な音大生と恋仲になる。

 ウォリス・ウォーリック
常に容姿・言動がキザで芝居がかっており「男爵」と揶揄されたが、むしろ本人が気に入って自ら名乗るほどだった。バーラト系融和派の雄であるウォーリック商会の直系の3男。末孫だったため、祖父であるグレックにかなり甘やかされた。帝国の物も含めて美術品や粋な事に通じている。

 ファン・チューリン
この時代では少ない地方星系出身の候補生。個人としては気難しく、堅苦しい性格で、冗談を解さない性格だった。人間関係の構築が不得手だったが、ターナーと関わった事で改
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