2話 鬼の手をコントロール出来るようになろう!じゃないと死ぬよ!!
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、じいさん(巻物)に抱きついた。
ヤッホーーー!助かる!助かるんだーーーー!!
あーーーー安心したら、風呂に入りたくなった!
やな汗かきまくったし、正直気持ち悪い。
よし!ついでにじいさんの背中でも流してやろう!
『バカ!わしは紙で出来ているんじゃぞ!!濡れたらさらに破れて力が落ちるじゃろうが!!
風呂場に持っていくな!!それとわしの話は最後まで……』
「あ、そうだったな。じゃあ、俺一人で風呂に行ってくるよ!」
さ〜て!冬休みも始まったばかりだし、まだ時間的余裕もある。
明日はじいさんの言っていた、修行場にさっそく行くか!
『……早く霊能力が上がるが相当キツイ修行が待っていると言いたかったんじゃが…
まあ、よいか…』
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
俺の左手が鬼の手になった翌日。
ガタンゴトン、ガタンゴトンと揺れる電車の中で俺は
聞き忘れていたおる事を聞く事にした。
「ところでじいさん。この左手の鬼は何なんだ?そして、なんでまた家の蔵なんかに
……」←左手に黒い手袋を着用している。
『……う〜ん。本当は言ってはいかんのだが、お主は完全に関係者になってしまったし…
話しても、問題はあるまい』
「あれ?そんなにヤバイ話なの?つーか、そんな事を電車で話していいの?」
『何、この車両には誰ものっとらんし平気じゃ、平気。
さて……アレは700年前の話じゃ……』
この世には…天界・魔界・人間界が存在する。
天界に神が居るように、魔界には魔王が居る。
彼等の存在する数は変わることはない。だが、ある日魔界の地獄と
呼ばれる場所から一匹の鬼が生まれた。
鬼の力は超上級の魔王クラス。
鬼には理性はなく、あるのは破壊衝動のみ、鬼は誕生してすぐに魔界を破壊して回り始めた。
鬼が破壊に夢中になっている時、神々と魔族は結託し、鬼を倒すために立ち向かったが
結果は敗北。
鬼の力を大幅に削る事に成功しただけだった…
勝利を収めた鬼は魔界の次元を突き破り人間界へ向かった。
そして人間界に降り立った鬼は地上を地獄に変えるために活動を開始した。
人間の霊能力者はこの事態を聞いて、戦いを挑むも歯がたたない。
鬼が傷ついていても力の差は歴然。
沢山の霊能力者たちが葬れる中一人、霊能力を無限に高める男が居た。
彼は柳城路 四郎。
四郎は仲間を守るため、家族を守るため……その思いを胸に鬼と戦った。
しかし、全力で戦っても鬼を倒しきる事は出来ない。
そんな時、竜神の王。竜王が彼が持っていた、巻物に力を授けたことで鬼を封印する事に成功した。
『と、まあ。こんな感じじゃな』
「バケモンじゃねーか。つーか俺ってそんな怪物
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