第四幕その八
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「本当に」
「そう思いますと」
カヤは実際に考えるお顔になってお話しました。
「オズの国は音楽も随分変わったんですね」
「私も音楽は好きだけれど」
王女も言ってきました。
「昔のオズの国の音楽はね」
「今のものとはですね」
「全く違うの、それで私は今の音楽も昔の音楽もね」
「どちらもですね」
「好きよ」
そうだとです、王女はカヤに答えました。
「昔の音楽を今もね」
「聴かれていますか」
「そうしているの」
「じゃあ女王のお誕生日の時は」
カエルマンは笑顔でお話しました。
「フェアリーの今の音楽が聴けるのかな」
「そうです、皆で全力で歌います」
ミユがカエルマンに答えました。
「その時は是非聴いて下さい」
「では楽しみにしているよ」
「宜しくお願いします」
「こちらこそね」
「そして今日は」
「そう、僕達のパーティーをね」
それをとです、ラベンダー熊がミユに答えました。
「皆で楽しんでね」
「わかりました」
七人のフェアリー全員でラベンダー熊の言葉に答えました。
「そうさせてもらいます」
「是非ね、果物もケーキもあるし」
「ジュースも甘いお茶もあるわ」
ナターシャは葡萄のとても甘いジュースを飲んでいます、黒にとても近い紫色のジュースは本当にとてつもない甘さです。
「そちらも飲んでね」
「果物も美味しいよ」
ジョージは洋梨を食べつつ言います。
「こちらもね」
「お菓子だってね」
神宝はチェリーのゼリ―を食べながらフェアリー達にお話しました。
「凄く美味しいよ」
「チーズもあるし」
カルロスはそのチーズ、カドリングの赤いものではなく白いものを食べています。まるで雪の様な白さです。
「どんどん食べてね」
「あとお野菜も」
恵梨香は西瓜を食べています、三角にスライスされたそれはとてもみずみずしくてそして素敵な甘さがあります。
「甘いものがあるから」
「私達甘いものが大好きなの」
「果物もジュースもね」
「お菓子も好きだし」
「お茶だってね」
七人共子供達に笑顔で答えます。
「それにチーズも好きよ」
「お野菜も甘いものが好きだし」
「貴女達が勧めてくれたもの全部好きよ」
「何でもね」
「こちらもかしら」
ケーキはその牛乳を飲みつつフェアリ―達に尋ねました。
「ミルクも」
「大好きですよ」
「ミルクは毎日沢山飲んでいます」
「あったかいミルクも冷たいミルクも」
「どのミルクも好きで」
「それじゃあね」
それならとです、ケーキは。
コーンフレークがあったのでそれにミルクをたっぷりとかけてそのうえで七人に出してにこりとして尋ねました。
「こちらもかしら」
「あっ、いいですね」
「コーンフレークにミルクですね
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