―Cyber VS HERO―
[4/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
、墓地からサイバー・ドラゴンを特殊召喚する』
フェニックスガイには勝てないと分かっていながらの、サイバー・ドラゴンの特殊召喚。
あの無意識負けず嫌いは、発動する魔法カードまでやり返すつもりだろうか。
『《プロト・サイバー・ドラゴン》を召喚し、《融合》を発動!』
召喚されたプロト・サイバー・ドラゴンには、フィールド場にいる時は名前が《サイバー・ドラゴン》となる。
《融合解除》などとは併用しにくいが、有効な融合サポートになる。
『フィールドにいる二体のサイバー・ドラゴンを融合し、《サイバー・ツイン・ドラゴン》を融合召喚!』
サイバー・ツイン・ドラゴン
ATK2800
DEF2100
選択されたのは、《パワー・ポンド》ではなく《融合》の方か。
何が来るか分からない一ターン目、ハイパワーよりも安定性を選んだようだ。
『バトル! 破壊はされないが、ダメージは受けてもらう。サイバー・ツイン・ドラゴンで、フェニックスガイに攻撃! エヴォリューション・ツイン・バースト!』
リバースカードも無かった為に、フェニックスガイは二つの光線をもろに受け、エドがその余波に巻き込まれる。
『……くっ』
エドLP4000→2600
これで、初期ライフの半分近くのダメージがエドに与えられ、会場の観客の亮に対する声援が強くなる。
『ターンエンドだ』
『僕のターン、ドロー!
魔法カード《テイク・オーバー5》を発動し、セメタリーに五枚のカードを送る』
優秀すぎる墓地肥やしカードが発動され、エドが一枚のカードをデュエルディスクの特別な場所にセットした。
『フィールド魔法《摩天楼−スカイスクレイパー−》を発動!』
プロリーグの会場がアメリカの高層ビル街となっていく。
その名の通りにスカイスクレイパーとなり、その頂上にはフェニックスガイが立っていた。
『サイバー・エンドならばともかく、ツインなど敵ではない……バトル! フェニックスガイで、サイバー・ツイン・ドラゴンに攻撃!』
このままではただの自爆であり、現にこちらのホールでは数名から失笑がこぼれたが、エドは構わずにフェニックスガイに攻撃を命じたままだ。
それもそのはず、スカイスクレイパーから飛び降りたフェニックスガイは、その勢いにより攻撃力が1000ポイント上がっていったからだ。
『スカイスクレイパーのエフェクト。HEROが自身よりも攻撃力が高いモンスターとバトルする時、その攻撃力が1000ポイントアップする! スカイスクレイパー・シュート!』
スカイスクレイパーによって、サイバー・ツイン・ドラゴンの攻撃力を上回り、そのまま炎を纏った体当たりによりサイバー・ツイン・ドラゴンを破壊した。
『く…
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ