第四幕その二
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「ではこれよりお通しします」
「ラベンダー熊氏のところにな」
「そうさせてもらいます」
こうお話してです、そしてでした。
一行はラベンダー熊のところに案内してもらいました。皆でピンクの子熊を抱いているラベンダー熊のところに行きますと。
そこにアン王女達がいました、ケーキはその中にナターシャ達を見てそれで明るい笑顔で五人に挨拶をしました。
「久し振りね」
「あっ、ケーキさん」
ナターシャが五人を代表して応えました。
「まさかここでお会い出来るなんて」
「そうよね、奇遇よね」
「そしてその奇遇がですね」
「オズの国よね」
「そうですよね」
「いや、何かあるとは思っていたけれど」
モジャボロもにこにことして言います。
「こうした出会いがあるなんてね」
「やはりオズの国だね」
カエルマンも笑顔でいます。
「思わぬ出会いがいつもあるね」
「そうだね」
「思わぬ出会いはまだあるよ」
「オズの国だから」
ラベンダー熊が玉座から子熊がラベンダー熊に抱かれて言ってきました。
「またお客さんが来るよ」
「ここにね」
「というと」
ケーキが反応するとでした。
何と今度はかかしとブリキの樵それに臆病ライオンが来ました、ドロシーの最も古いお友達が三人もでした。
場に来ました、それで言ってきました。
「やあ、王女達もいるね」
「リンキティンク王も」
「皆もいるなんてね」
かかしも樵もライオンも皆を見て笑顔になっています。
「招待されて嬉しかったけれど」
「こんなにいるなんてね」
「やっぱりオズの国はいいね」
「そうだね、思わぬ出会いがいつもあるから」
教授もこういうのでした。
「オズの国は最高だよ」
「全くだよ、それで君達はどうしてここに来たのかな」
かかしは教授と挨拶をしてからその訳を尋ねました。
「それで」
「うん、僕達はオズマ姫からラベンダー熊さんへの贈りものをね」
「届けにだね」
「来たんだ」
「そうだったんだね」
「私達もなんです」
ケーキもお話しました。
「リンキティンク王に途中で一緒になって」
「それでなんだね」
「ここまで旅をしてきました」
「僕達とは違うね。けれどね」
それでもと言う樵でした。
「こうして一緒になったのなら」
「それならですね」
「一緒に楽しもう」
「これから開かれるパーティーを」
「そうしようね」
「歌って踊って」
ラベンダー熊も言ってきました。
「美味しいものも用意してね」
「そうしてですね」
「皆で一緒に楽しもう」
「果物もジュースも沢山用意するよ」
子熊も皆にお話します。
「だから楽しんでね」
「是非そうさせてもらうね」
今度は臆病ライオンが応えました。
「これから」
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