第9話
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てもらえる人は貴重だぞ。どうせ今回だけじゃないだろうし。」
「・・・・・そうだな。俺もいいか?」
「おいっ!?」
まるでコントのようなやり取りをほほえましそうに見ながらもちろんと三輪とも交換をした。
「そういえば追試はいつなんだ?」
「土日を挟んだ月曜日だ。」
「そうなんだよ〜。ほんとは防衛任務があったってのに・・・・・」
「?学業が本分だからか?」
「そうとも言えるわね。ただ、防衛任務は年中無休で24時間対応だから中高生でも授業を休んだり早退しながら任務に出てるし特に高校の場合はほとんどの隊員がボーダー提携校の三門第一高校と六頴館高校に進学してそれを先生たちも融通利かしてくれてるんだけど、さすがに追試はどうにもならないわね」
「本来僕たち三輪隊は、日曜と月曜防衛任務だったんですけど、米屋先輩がこの状態なんで三輪隊連帯責任でなしになりました。」
「その代わり、他の部隊や暇な人が混合部隊を作って防衛任務に出るんです。」
「今回俺らの代わりは誰だろうな。太刀川隊か?」
「いや、俺らじゃねぇよ。てか、現在太刀川さんも同じような状態に陥っているから・・・・」
「あの人は・・・・」
「なるほど、レポートか」
「で、いつものように風間さんに監視されているわけですか」
「そ、風間さんが防衛任務の時は二宮さんだったり諏訪さんだったりがうちの隊室にきて監視してるよ」
その時海斗のタブレットにメッセージが来た。
「・・・・・どうやら、俺の初任務がそれみたいだ。」
他のメンバーにタブレットの画面を見せると、任務の日時と他にも別の隊がフォローに就くとのことだた。
「あぁ・・・ソロの時はよっぽどの実力者じゃない限り別の部隊が一緒に任務に就くことになるんだ。」
「なるほど」
「神崎は部隊に入るのか?」
「入るというより自分で作ろうと思っている。」
「そうなのか?」
「あぁ」
「なら、ソロの間はどこかの部隊に入ることになるな。」
「もし、一緒に任務をすることがあったらよろしく頼む」
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