第9話
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しく。」
「編入!?確か六頴館って編入試験すごく難しかったよな。」
金髪の少年が驚いたように声を出す。
「それだけじゃないですよ!!」
メガネをくいっとあげて小寺が話す。
「神崎先輩は編入試験を前代未聞の満点で合格し、ついこないだの実力テストも第2学年試験を綾辻先輩を抜いてトップ。それも全教科満点の偉業を成し遂げたんです。六頴館の中じゃ既に知らない人はいらないんじゃないんですか?」
これには奈良坂と小寺以外の全員が驚いた。
「神崎!そんなにすごかったのか?」
「まぁ、前の学校でも進みは早いほうでコツコツ勉強はしてきましたから」
「え、じゃあ助っ人って?」
「神崎のことだ。」
「すごいな。太刀川にも見習わせたいぐらいだ。」
「ご迷惑おかけしてます・・・・」
「?太刀川さん?」
「俺のとこの隊長。太刀川慶。」
あ、俺は出水公平な。なし崩しのようだがそれぞれが自己紹介を行う。
「章平は六頴館で三輪、出水、米屋が三門第一高校だ。それから、オペレーターの蓮さん。」
「初めまして、月見蓮よ。よろしくね。」
「よろしくお願いします。」
「ちなみにさっき言ってた太刀川は、ボーダーアタッカー、総合ランクともに一位・・・・なんだが」
「大学のレポートに追われてボーダー以外じゃダメダメな人だから」
「ほんと我が幼馴染ながら情けないわ。」
はぁーーーーー
高校生ながらなぜかレポートを手伝わされる出水だけでなく大学生組がそろいもそろって徹夜に付き合っていることを新隊員以外はよく知っているためため息をつく。
海斗はさっきの本部長の様子はこういうことだったのかと納得した。
「じゃあ、俺はやることあるから先行くな。もし戦術だったりトリガーのことを聞きたかったらいつでもおいで。ついでにID登録をしよう」
「はい。よろしくお願いします。」
正隊員しか持たないそれに奈良坂は目を見開いた。
「神崎それを持ってるってことはもしかして・・・・・・」
「あぁ、今日から正隊員に昇格した。」
「そうか・・・・・おめでとう!」
「あぁ、ありがとう」
「じゃあ、今日忍田本部長にもあったのか。」
「あぁ、その時”慶にも見習わせたい”みたいなこと言ってたんだけど・・・・」
もしかして・・・・・
「あぁ、それうちの隊長のこと」
なるほど・・・・・
やるべきことをすでに察している海斗はいそいそと奈良坂が少し開けてくれた場所に座り
「じゃあさっそくだけど米屋、そこの問題間違ってるよ。」
「げっ!?まじか」
「そう、その英文はこの文法を使うといい」
早速、目についた英語
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