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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
すごいことを暴露された件
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いんだっけ?」
「おうさ。キャットを思うがあまり自分の身も顧みないことは多々あったのだ。」

ずずずと熱いコーヒーをすすり、そんな甘い雰囲気の二人を見つめながらキャットは話を続ける。

「だからキャットも守りたい。ご主人がキャットを好きな気持ちに負けぬくらい、キャットは…アタシはご主人が大好きだからナ。」

そういい、キャットは踵を返す。

「どこいくの?」
「ご主人を探す。キャットもなんだかイチャイチャしたくなった。」

と、猫のように跳び、屋台から屋台へと跳びさっていった。

「みんな、マスターが大好き。か…。」

向こうでマスターと照れあってる武蔵も、
手を繋いで笑ってるマリーも、

キャットやそして自分もまたマスターが大好きだ。

「姫も、まーちゃんと一緒にいたくなってきちゃったな。」

マスターに忍ばせていた折り紙発信器の場所を探り、彼女もまた歩き出す。
しかしここで、気付いたことがある。

「あ、誰かと一緒だ。」

端末で彼の現在位置を見てみれば近くに生体反応がある。
人だ。
そして、

『この秘密は…まだ探偵さんだけには言ってませんでしたね。』
『俺だけには言ってない…秘密?』

発信器から聞こえる二人の声。
ここでまずいと思った。

「…!!」

折り紙蝙蝠を出し、自分を牽引させ飛ぶ。
急がなければならない。

『何があっても、僕を受け入れてくれる?』
『ええ、もちろんっすよ。』
「まずい…まずいまずいまずいまずい!!!!」

最初は面白そうだから隠しておこうと思った。
しかし気付いたのだ。もし彼が本当のことを知ってしまったのなら、おそらく彼の心はひび割れ、木っ端微塵に壊れるだろう。
本人のメンタルの弱さは知ってる。
だからこそだ。

「面白そうって思ってたけどやっぱダメ!!あれは…あれは今のまーちゃんの心がもたない!!」

空を舞い、刑部姫はマスターのいる三笠の甲板を目指した。


?


「じゃあ…いいですね?」
「ええ…覚悟はできてますよ。」

舞さんから色々話を聞いていた中、突然秘密を教えないといけないと言い出してきた。
昔話を聞いて、舞さんの過去は知れた。
だが、まだ秘密があるというのか…。

「クズシロマキとしてやってきたけど、もう僕は葛城舞だから。だから、探偵さんには本当のことを明かすよ。」

ほんとうのこと、とはなんなのか?

「ここに来て、僕はもうやつの弟なんかじゃない、一人の人間、舞として生きていこうって決めたから」

なるほど、あいつの弟じゃなくだな。





ん?

「え、ちょ、舞さん?」
「はい?」

いま、いまなんつった?

「お、おとうとっ
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