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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
すごいことを暴露された件
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ほしい。
それが理由だ。

「でも武蔵さん。まだ、マスターには好きって伝えてないのよね?」
「それは…まぁ。」
「いけないわ。」

手を握る力が強くなる。

「思い出して。この世界に来た理由を。私も、おっきーもキャットも、それぞれ違うかもしれないけど元を辿ればみんな一緒。」
「大好きなマスターと…いたいから。」
「そう、当たり。だったらその思いを伝えないといけないの。」

ここにいる自分達だけではないだろう。
ジャンヌや北斎、紫式部やドレイク、そして今まで会ってきたサーヴァント達。
その者達は皆、大好きなマスターに会うため、ここに来た。

「素直になって、ありのままの思いを伝えて。そうしないとあなたはこれから先ずっと後悔すると思うの。」
「後悔…?」
「さぁ!そうと決まれば言いに行きましょ!」
「え、ちょっと…!!」

そのまま強引に手を引っ張られ、武蔵は連れられていく。

「こんばんは武蔵さんのマスター!あら、あなたも一緒なのね!」

幸い武蔵のマスターである大和は広海と行動しており、すぐに見つけられた。

「ほら!」

背中を押され、本人の前に立たされる。

「武蔵…?」
「い、いやー…その…なんていうか…はは。」

目が泳ぎ、頭の中ではなるべく恥ずかしくない言い方を詮索するも、見つからない。

「すごいね、THE陽キャの告白ってカンジ。」
「ちなみにTHE陰キャの告白はどんなカンジなのだ?」

後ろからは刑部姫とキャットが何か話しながら見守っている。
不思議そうに様子を伺う大和。
状況を察し、マリーのやったことに半ば呆れつつも笑って済ました広海。

「え、えーとその…好き…です。」
「…。」

照れ隠しに頭をかきながら、そして聞こえるか聞こえないかくらいの声でそう言い放った。
大和は耳がいい。
だから、「え、なんだって?」みたいな難聴計主人公みたいなリアクションはとらず、

「ああ、知ってる。」

と、それを受け入れそう答えた。

「え、あ!?え!?し、知ってるって」
「好きじゃなかったら、武蔵はあの時助けに来てくれなかっただろ。」
「あ…いや…うん。そうです…。」
「それにさ…」

後ろではマリーが小さく拍手をして祝福する中、大和も頬をかきながら言った。

「俺も、好きだよ…。」
「まぁ!」

まるでリア充のような告白。
マリーは喜び、武蔵は恥ずかしくなってうつむき、

「あっま…雰囲気が甘すぎてブラックコーヒー飲みたくなるね。」
「あるゾ。」
「あるんだ…。」

キャットからコーヒーを差し出され、それを飲んで中和する刑部姫とキャット。

「ご主人はとても素直な話は…したか。」
「うん、聞いた。時々やば
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