エピローグ
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りにはいかないよ! ね! コウスケさん!」
「へへ、そうだな……」
響の声に、真司の肩のコウスケが力なく笑った。
ハルトは皆の声を受け、立ち上る。
「確かに楽ではないかもしれない。でも、俺たちはそれでも叫び続けるよ」
やがて、異空間より、元の中学校の割合の方が多くなる。
この空間という非日常はもう終わる。
最後に、ハルトは宣言した。
「この聖杯戦争を止めるって」
『……そうかい』
キュウべえはそれだけ言って、立ち去った。
その姿が見えなくなると同時に、完全にその場所は中学校の屋上となった。
キラキラ光る太陽。その中、見えなくなったキュウべえの声が聞こえてきた。
『だったらやってみればいい。君の思うほど、この聖杯戦争は甘くないよ』
次回予告
「お姉ちゃんどこ?」
「ほむらちゃん?」
「ボク、また外に出たいなあ……この体じゃあ……」
「ねえ! 私と一緒に、立ち合い! ……じゃなかった、剣の練習してみない?」
『なああああ! クソッ! 今回の処刑人は外れだ外れ! 好き勝手に行動しやがる!』
「困ったときはうどん! 健康にもいいんだから、きっと〇〇〇くんも気に入るって!」
「な、なんだこの怪物どもは?」
「ファントムじゃない……?」
「恭介? 嘘……うわあああああああ!」
「そんな……みんな……どうして……?」
『キックストライク プリーズ』
「どうしたら、貴方に伝えられるんだろう?」
「君は何を守るというのだ? 今日よりも悪くなる明日か?」
「俺が守るのは……みんなの、生きる希望だ!」
「見ろ! この美しい世界を! 一握りのものだけが、明日へのチケットを手に入れる!」
「イグナイトモジュール! 抜剣!」
「俺は最後まで生きるよ……、〇〇〇〇!」
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