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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
エニグマ完成
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タハッキング事件ではミディの兄 テクノ、レプリフォース大戦ではジェネラルを救うことができなかった。

多くのイレギュラーと戦い続け、終わりのない戦いは自分の存在そのものが戦いを戦いを引き寄せているのではないか考えるほど追い詰めていた。

「教えてくれ・・・・・・マーティ。俺はいつまで戦い続ければいいんだ?俺は・・・・・あと何回同じレプリロイドを破壊し続ければいいんだ?」

「・・・・・・・・ごめん・・・・・」

その瞳から涙が零れ落ちたエックスをマーティは優しく抱きしめた。

「ごめんね・・・・・・・エックスを支えているつもりだったのに・・・・・・」

今まで隣にいて多くの戦いを経験していたのにもかかわらず、本心に気づかなかったことを詫びながらマーティは、泣きながらエックスの頭を撫でる。

「本当にアタシって駄目な奥さんね・・・・・・・すぐ傍にいるのに気づかないなんて・・・・・・」

「・・・・・マーティ・・・・・・・」

「・・・・・でもね、エックスが無理していなくなったりしたら一番つらいのはアタシなんだよ?」

「・・・・・・・」

「それに約束したでしょ?いつでもどこでも傍にいるって。」

エックスと顔を合わせながらマーティは言う。その言葉で気持ちが和らいだのかエックスの目から涙が止まることなく流れて行く。

「アタシは後悔しない。エックスと一緒に生きてきたことを、結婚したことも、辛いこともみんな。」

「・・あ・・・・あぁ・・・・・・」

エックスはマーティを強く抱きしめた。そして、思いっきり泣いた。

「うんうん・・・・・今は思いっきり泣いていいわ。辛い思いを吐き出して。」

「う、うぅ・・・・・・・」

エックスは、彼女の温もりを感じながらその場で泣き続けた。



























「・・・・・・っで、なんだコイツらは?」

一方ゼロは一通り組みあがったエニグマを背に後ろにいるアルバイターたちに指を指す。

「コイツらとはなんだ!我々は――――――――――」

「グラビティーマン!」

「ストーンマン!」

「ナパームマン!」

「チャージマン!」

「ジャイロマン!」

「クリスタルマン!」

「スターマン!」

「ウェーブマン!」

「「「「「「「「我ら八人揃って時給戦隊アルバイ・・・・・・」」」」」」」」

「お前らここでは静かにしろ!大事な作業中なんだぞ!」

名乗りを上げている最中にしびれを切らしてダグラスは、8人に怒鳴る。

「まだ、途中なのにぃ〜!!」

「我々のポーズを遮るなんて・・・・・・・親方の鬼!」


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