暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
100年の因縁
[1/8]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
ハンターベース

「・・・・・・・」

アルバイターたちがダイナモを撃退後、エックスはボロボロの状態でチェバルに乗って戻ってきた。戻ってくるなり、作業員たちの手当てが行われている現場を見て動揺するもののエックスは黙って指令室へと行く。

「エックス!?やっと戻って・・・・・ってどうしたのそんなにボロボロになって!?」

エイリアは、エックスの状態を見るなり驚く。フォースアーマーのおかげで本体へのダメージは最小限に抑えられているものの、本体へも届いている背中の傷はひどいものだった。

「・・・・・・・グリズリーと戦ってきたよ・・・・・」

「もしかして、イレギュラー化してたの?」

エイリアの問いに対してエックスは首を横に振る。

「いや・・・・彼はまだ正常だった・・・・助けられる可能性もあった・・・・・・それなのに・・・・・」

エックスは拳を握り締めながら歯を噛みしめる。

「え、エックス・・・・・・・アーマーは私が直しておくから貴方は傷の手当てをして休んで。背中の傷も痛むでしょ?仕方なくやったことなんだから・・・・・・・・」

「仕方なく!?仕方なくてイレギュラー化もしていないレプリロイドを破壊しても仕方なくって言えるのか!!」

「!?」

エックスの表情を見てエイリアは思わず後ずさる。

「っ!?・・・・・す、すまない・・・・・」

そう言うとエックスは破損したフォースアーマーをその場に置いて部屋から出て行く。

「エックス・・・・・」

エイリアは、心配しながらエックスの後姿を見る。

誰が言おうと今回の事件は間接的にとはいえ、エックス自身が引き起こしてしまったのには変わりない。そして、イレギュラー化していないレプリロイドを破壊したのだ。それだけに彼は精神的に自分を追い詰めている。

「・・・・・・・なんか昔の自分を見ているみたい・・・・・」

エイリアはそう言うとフォースアーマーのプログラム修正に入る。
































レーザー工学研究所

「いやじゃ!いやじゃ!いやじゃ〜!!」

レーザー工学の権威 シャイニング・ホタルニクス博士の研究所。シグマウィルスの影響で研究所の防衛システムが誤作動を起こして彼の部屋へ向かうのを困難にしていたがビートブード達はどうにかホタルニクス博士の研究室へと辿り着くことができた。ホーネックによる彼との長い交渉の末、ワクチンとの交換という事でレーザー装置を譲り受けたのだが身の安全のためハンターベースへの同行を呼びかけたのだがどういうわけか彼は拒否していた。

「博士、お願いしますよ。いくらワクチンを打ったとはいえ、こ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ