暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
100年の因縁
[8/8]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
姿をあらわす。

「ゼロ!後ろよ!?」

「何!?」

「遅い!!」

マントの男はその布の下から何かを飛ばし、ゼロの体に打ち込む。

「うっ!?」

ゼロはそのまま膝をつく。

「か、体が・・・・・・・」

「お前の体に一時的に駆動系を麻痺させるウィルスを撃ち込んだ。それでしばらくは動けまい。」

マントの男はそう言うと今度はアイリスの方へと歩み寄る。

「はっ!」

「お前にも邪魔されないように撃ち込ませてもらう。なに、命までは取るつもりはない。それがイレギュラーに落ちぶれた俺の最低限のマナーだ。」

男はアイリスの元へと歩こうとする。

「ま、待て・・・・・」

「ん!?」

男はゼロの方へと向き直る。ゼロは自由の利かない身体で男のマントに掴みかかっていたのだ。

「バカな・・・・俺のウィルスを受けながらも動くだと?」

「その化けの皮を剥がしてやる!」

ゼロは男のマントを思いっきり引っ張って破る。

「!?」

「あ、あなたは!?」

マントを破れられた瞬間、ゼロとクラーケンは目を見開く。そのマントの下にあった顔に見覚えがあるからだ。

「余計なことをしてくれたな。」

マントを破られたレプリロイドは不機嫌そうな顔で二人を見る。その頭部はムカデのような尾が付いていた。

「お前は死んだはずじゃ・・・・・・・・」

「死んだ?あぁ、死んだとも。エックスたちにイレギュラーとしてな。」

ゼロも話を聞いていた。

このレプリロイドは、既にこの世に存在しない。

かつてエックスによってカウンターハンター事件でイレギュラーとして処分されたことが記録に残っているからだ。

しかし、その報告には奇妙なことの記載があった。




『イレギュラー 元第0特殊部隊所属 特A級ハンター マグネ・ヒャクレッガー 残骸 行方不明』























「お前がどうして生きている!?ヒャクレッガー!!」

そこには死んだはずの元特A級ハンター マグネ・ヒャクレッガーが立っていた。




[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ