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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ダイタル・マッコイーン
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単刀直入に言うわ。ハンターベースから1番近いこの海を・・・使わせて欲しいの。大量の水素を作るために。」
「大量の水素・・・・核融合でも起こして、エニグマを使う気だな?」
マーティの頼みに対してマッコイーンは真剣な顔で答える。
「アンタが反対するのはわかっているわ。確かにエニグマの核融合でこの周囲の海に悪影響を与えてしまう危険性があるわ。でも、今は地球が滅びるかもしれない事態なの。協力して。」
「マーティ、ワシは海の男だ。・・・・この海に愛着もある。故に簡単にこの海を手放すわけにはいかない・・・・愚かなことだと分かっている。ただ、もし今の君が戦士だというならば一対一で真剣勝負をしてほしい。」
「・・・・・・言うと思っていたわ。・・・・けど、それでいいの?」
「・・・・・・」
「アタシは、この海を見捨てろとか、守ることを諦めてとか文句は言わないし、侮辱するつもりもない。あのバカ教官のように信念と誇りを持っているってことはわかっているから。けれど、海はここだけじゃない。この地球の全域に広がって・・・・・そして、繋がっているの。地球が滅亡すればこの海だって滅びてしまうわ。」
「・・・・・・・・・」
マーティの言葉に対してマッコイーンは、険しい表情をしていた。
この海を守りたい・・・・・・それは彼の信念であり、今まで生きてきた人生そのものとも言える。しかし、地球が滅亡するかもしれないという危機・・・・・そして、僅かな可能性。それらの要素が絡み合い、迷いを生じさせているのだ。
「確かにアンタを倒してエニグマで地球を救えたならそれでいいわ。でも、そのあと誰がこの海を守るのよ?」
「!」
「今までこの海を守ってきたマッコイーンはアンタしかいないのよ。守ると言っておきながら自分だけ死ぬって言うのはおかしいんじゃない?」
「そ・・・・それは・・・・・・・・」
「ドラララ!」
大事な話をしているにもかかわらずミニドラは近くを泳いでいる小魚を捕まえようと遊んでいる。その光景を見てマッコイーンはふと感じた。
この海に生きているものは、自分と共にここで生き、そして、守って来たものだ。
確かにエニグマによる悪影響は心配だ。
しかし、地球がこのまま滅べばすべてを失う。ここにいる小さい命も。
「ドララ、ドラララ!」
魚を追いかけて行く撃つにミニドラはまたマッコイーンの頭の上に乗る。その光景は、何か感じたのかマッコイーンはゆっくりと動き出す。
「・・・・・・君の言うとおりだ。ワシは危うく自分のやってきたことをすべて無駄にするところだった。」
「じゃ、じゃあ・・・・・・」
「このチビスケに免じて、この海を使わせることを認めよう。だが、ワシも既にウィルスに
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