暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
エニグマ作戦
[1/4]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
ハンターベース
シグマ撃破後、世界中に拡散されたシグマウィルスの影響で発生するイレギュラーの発生の報告が寄せられていて、ハンターベースは混乱していた。しかし、ハンターベースではこの事態が来ることを想定してケインとドップラーが共同で開発した「アンチ・シグマウィルス・ワクチンプログラム」により、被害は最小限に抑えられていた。
「フクロウル、レプリフォースの方は?」
『本部の方は送られてきたワクチンプログラムのおかげで被害は最小限だ。しかし、支部のエアフォースに就いているペガシオンの部隊にまだワクチンを回していないため、状況が不明だ。他の地上基地からの連絡もウィルスの影響で繋がらない。最悪な場合、支部にいる兵士たち全員がイレギュラー化してしまっているかもしれん・・・・・・』
モニター越しでフクロウルは深刻な顔で報告する。ワクチンプログラムが完成したのは先月であり、まだ各地に出回っていないのだ。優先的に回したイレギュラーハンター、レプリフォースでさえこの有様だ。
「・・・・しかもスペースコロニー ユーラシアが突如ラグランジュポイントを外れ地上に向かって落下し始めているオマケつきです。原因は不明ですが、コロニー内でも大量のシグマウィルスが確認されています。」
『・・・・・最悪な事態だ。人間政府は、既に全世界に向けて避難勧告を発している。不幸中の幸いはシェルターの他に復興作業中のチャモチャ星からも避難の受け入れができるという事だが。』
「しかし、それでもコロニー衝突まで16時間。あまりにも時間が限られています。とてもですが・・・・・」
『我々レプリフォースは、避難誘導及び各地の救助隊を編成して向かわせる。ワクチンプログラムをインストールしたとはいえ、危険な賭けだが・・・・・・』
「こちらもユーラシア衝突阻止のためのプランを組みます。」
『もし失敗すれば、人類もレプリロイドも何もかもこの地上から消滅する・・・・・貴官らの健闘を祈る。』
「こちらもあなたとまた会えることを願っています。」
そう言うと通信を切る。
「シグナス、状況は?」
そこへゼロとアイリスは入ってきた。
同時に現場から帰還したエックスたちも合流してきた。
「全員揃ったようだな。見ての通り状況は最悪だ。ウィルスの影響で各地のレプリロイドがイレギュラー化し、社会機関のほとんどが麻痺状態に陥っている。更にスペースコロニー ユーラシアが地球へのコースを取って接近しつつある。もし、地上に落下すれば地球は滅亡する。」
「・・・・それでコロニー衝突までの時間は?」
報告を聞いてビートブードはエックスの表情を窺いながら言う。
「現在の移動速度なら後16時間後だ。地上の被害は甚大だがコロニーの落下だけは何とし
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ