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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
エニグマ作戦
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ても阻止しなくてはならない。」
「そのためのプランを2つ考えたわ。まずは大出力兵器による地上からの狙撃。とは言っても知っての通り、度重なる大戦によってそれを可能とする兵器の大半が失われてしまっているわ。今、ハンターベースでまともに動くのもこの『エニグマ』・・・・100年前の大戦時に建造されたと言われているギガ粒子砲しか残っていないわ。」
エイリアの報告を聞くなり、周囲の反応は暗かった。
エニグマは、最新式の同型兵器に比べ命中精度やエネルギー効率などで大きく性能が劣るばかりではなく、既に数十年に渡りまともな整備も行われていない。今では正常に作動するかどうかすら危ぶまれていたため、近いうちに解体処理する予定も立てられていた。もし、発射時に爆発すればそれこそ甚大な被害を被る。
「・・・・・エイリア、もう一つのプランを言ってくれ。」
隣に立っているエックスの顔を見ながらゼロは口を開く。
「えぇ、エニグマ作戦が失敗した場合のもう1つの作戦がスペースシャトル作戦よ。・・・・・出来ればあまり使いたくはないけれど。ハンターベースのシャトルに大量の爆薬を積みそれをユーラシアに激突させる作戦ね。それもシグマウィルスの影響でオートパイロットが機能しないから、誰かが操縦してユーラシアに向かう・・・・・・・・まさに命懸けの特攻作戦と言う事になるわ。」
周囲は更に暗くなった。どちらにしてもこの二つの作戦は失敗する可能性の方が高い。そして、何よりもエックスの表情があまりにも不穏に感じた。今まで数々のイレギュラーと戦ってきた歴戦の勇士という事もあり、その表情の重さが事の重大さをさらに強める。
「・・・・・我々までが絶望する訳には行かない。どちらも極めて危険・・・・・しかも成功率に関してはもうほぼ賭けに等しい。だが、それでも可能性は決してゼロというわけではない。無論、シャトルの作戦は最終手段だ。ダグラス、エニグマの状況はどうなんだ?」
「どうも、こうもねえ。簡単なチェックをしてきたが、ハッキリ言って使い物にならねえよ。整備もなしに放置されてた期間を考えれば思ったよりは老朽化してなかったのが幸いだ。暴発の心配はねえが、それでも大気圏を貫いてコロニーを破壊できる出力が発揮出来るかどうかは微妙な所だ。パーツで補強する必要がある。一つは大量のレアメタルで構成されたオリハルコン。もう一つは大容量エネルギーカートリッジ。それとレーザー装置と核融合を起こすための大量の水素が必要だ。」
「ウィルスの影響で活動できる時間がかなり限られている。残った者たちで力を合わせて一刻も早くエニグマを完成させるのだ!」
シグナスはそう言うと四体のレプリロイドの写真を映し出す。
「それにはこの4人の人物に協力を求める必要がある。皆にはそれぞれこの4人の元
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