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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ナポギストラーの最後
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緊急離脱っ、うわああ!!」

「誰か手を貸してくれ!!」

ハンターたちは次々と倒れて行く。

「まずい!このままだと・・・・・ハッ!?」

仲間たちの心配をしたため、エックスは、γのビーム砲に直撃してしまう。

「うわああああ!!」

「エックス!!」

ラッシュと共に撃ち落とされたエックスを見てマーティは顔を真っ青にする。γはすかさずエックスを左手で捕らえる。

「グッ!」

『お前たちのような優秀なロボットはこの私に仕えてこそ、その真価を発揮できるのだ!いつまでも、人間共の奴隷としてではなくこの私に忠誠を誓え!そして、共にロボットが支配する理想郷を築くのだ!!』

γはエックスをその怪力をもって今にも捻り潰そうとしていた。吹き飛ばされた第二頭部もまるで見えない力に引かれていくかのように浮かび上がり、再び第一頭部の上に被さる。

「ガアアアァッ!!」

『さあ、言ってみろ!貴方様について行きます、これからはロボットの世界のためにこの身を捧げると・・・・・・』

「ア・・・・・・・哀れだな・・・・・ナポギストラー・・・・」

『何?』

エックスは今に潰れそうになりながらも皮肉な表情を浮かべてγを見る。

「確かにこの星の人たちの怠惰な感情がお前を生み出した・・・・・・・そして、お前はその人間たちを見て失望した。だが・・・人間の本質を分かっていない。」

『はったりを抜かすのはそのくらいにしておけ小童!あんな役にも立たない人間に何ができる!?我々がいてこそ生きてこれたものを!』

「・・・・確かに人間は、己の欲望だけのために動くことがある。・・・・・・俺もこの星の人間たちのような考えだった。勉強もできないし、スポーツもできない・・・・・・欠点だらけの人間だったさ。でも・・・・・人間は、過ちに気づくことができる。そして、何度も間違えてやり直そうとするんだ!お前はそれをさせようとせずさらに堕落させた!」

エックスは、γに向かってプラズマチャージショットを撃ちこむ。

『貴様ごときに何がわかる!ロボットは役に立たなければ処分される。この私とてな!だが、それを人間が決める権利などあるのか?あるまい!自分勝手に生み出しておきながら、用が済めば平然と捨てる。私は、科学者ロボットとして人間のために研究している中、その真実を見てきた。貴様たちとてそれは同じなんだぞ!?私は、それを救おうというのだ!人間という邪魔者を排除して処分を恐れることのない我々ロボットの素晴らしい理想の世界を!』

γは、エックスを地面に投げつけビーム砲で攻撃しようとする。

「アースクラッシュ!!」

『ヌッ!?』

ゼロが右足に直接アースクラッシュを撃ち込んだことにより、γは衝撃で後ろ向きに転ぶ。その
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