第16話 千堂のパーフェクトしょっかー教室
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スターと契約して変身する者やガイアメモリで変身する者、アストロスイッチで変身する者、フルボトルで変身する者など様々なライダーが現れた。
彼らの強さは大幹部に匹敵するとも言われており、子供達の憧れの的でもある。変身者の中には普段は一般市民として過ごす者もいれば、警官としてショッカー警察に所属している者もいる。
また彼らの権利や生活は「ショッカーライダー登録法」で保護・保証されており、軍やショッカー警察の要請が入ればすぐに現場に駆け付け、不穏分子と戦うのだ。
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「そんなに強いの?このショッカーライダーって?」
ロウリィが千堂に尋ねた。戦いの神に仕える使徒ゆえに気になったのだろう。千堂はそれに対して少し、神妙な顔つきで答えた。
「ああ、ライダーによって能力や強さは違うけど『時間経過で防御力が上昇し、時間操作ができる』のもいれば『自身の力を自由に設定できる』のもいるし、『他のライダーを召喚できる』のもいるな。それに『パンチ一撃で一帯を無に返すことができる』なんてザラにいるぞ?」
それを聞いえロウリィは勿論、レレイやテュカですら口をパクパクとさせる。
彼らの性能が魔法・ドラゴンありの異世界から見ても規格外を通り越して、『超超超ド級チート』レベルの強さを誇っていたからだ。
「え?ライダーってこの世界の亜神か何か?」
「それを生み出したショッカーはもはや神では?」
レレイとテュカが狼狽える中、ロウリィが少し意地悪な笑みを浮かべて尋ねた。
「千堂と戦ったらどっちが強いのォ?」
「ハ…ハハ……どうだろうなぁ?」
千堂は困ったような引きつった笑みを浮かべて苦笑してしまう。
旧型のショッカーライダーやナノロボットで作ったショッカーライダーなら苦戦しつつも倒せるかもしれないが他のライダー達は別格だ。
さっき言ったように超超超ド級チート性能を持つ彼らを相手に戦ったとしたら自分なんか即座に瞬殺されてしまうだろうし、そもそも大幹部クラスでないとマトモに戦うことすらままならないのではないかとさえ思う。
まぁ、政府や大首領様に『戦え』と命令されれば絶対に勝つように戦略を磨いたり、正面からぶつからずに"工夫"を凝らして戦ってみせるが……。
それから千堂達は大幹部のコーナーに移動した。そこでは大幹部達の所持品や直筆の手紙や命令書などが展示されていた。
特にショッカーの全大幹部の肖像画が壁一面にズラリと並んでいる様は圧巻の一言に尽きる。
「なんか、皆、怖い顔してるけど…」
「ねぇ、ここに飾ってある人達ってひょっとしてショッカーの偉い人の絵?」
「そう、『大幹部』という大首領様の
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