暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
十七話〜それぞれの思い
[4/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
「まだ……まだです!」
「そうこなくっちゃなあ!」
そうして再び戦闘に戻ろうとしたところで、
「個別訓練終了〜。一回集まってね」
なのはさんの声。結局一撃も与えられなかった。
………………………………………………………
「はい、じゃあ朝の締め、隊長陣対フォワードの団体模擬戦やるよ〜」
「よーし!」
「頑張りましょう!」
「今日こそ勝つわよ!みんな!」
「おう!」
「…………えええ!?」
な、なにそれ!?
「あっ、ギン姉は知らないんだね。たまにやるんだ。隊長陣との模擬戦。かなり本気で来るから気を付けてね」
「でも今日は人数が合わないからそっちに助っ人を入れないとね」
隊長陣は四人のはず……ランスさんと衛宮さんはあっち側なのかな?確かにそれなら人数は合わない……
「あたしがいく」
「ヴィータちゃんが行く?みんなもそれでいいかな?」
「「「「「はい!」」」」」
「よーし、じゃあ始めるよ!」
side フェイト
「あー、もうちょっとだったのに〜」
「あそこで邪魔されなければ……!」
「今日は行けたと思ったのになぁ……」
「エリオ君、あそこで私が……」
「キャロは悪くないよ!僕が……」
「違うよ!私が……」
模擬戦は隊長陣の勝利で終わり、一休み中。
「はぁ〜、てか何であたしにあいつら二人まとめて相手させんだよ………」
「あ、あはは………」
「アレはヴィータ副隊長じゃなきゃ無理ですよ……」
ヴィータは一人でランスとシグナムを相手していた。アレは私もやりたくない……ヴィータは終始防御に徹していたし。
「やはりヴィータの守りは堅いな。相手をするのは骨が折れる」
「全くだ。久々に楽しめたぜ」
「お前ら相手に10分耐えられる奴がいるなら見てみてえよ……」
訓練はこんなところで……
「じゃあみんな、寮に戻って朝ご飯にしよう」
なのはの言葉で寮に向かおうとした時だった。
「ママ〜、パパ〜」
ヴィヴィオが走ってこちらに来ていた。今日はリボンをしている。ザフィーラも一緒だ。
「ヴィヴィオ、そんなに急ぐと転んでしまうぞ」
「ちゃんと足元に気を付けて……あっ!」
転んでしまった。
「ヴィヴィオ、大丈夫!?」
駆け寄ろうとした私に
「大丈夫。うまく転んだ。怪我はないはずだよ」
「一人で立てるな?ここで待ってるからおいで」
士郎となのはに手で制された。
「ママ……」
「うん。ママはここだよ」
「パパ……」
「大丈夫だ。先に行ったりしない」
「ふぇ……ふぇ……
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ