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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
十七話〜それぞれの思い
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さいね〜」


六課に出向となったこの二人との顔合わせのためだ。ちなみにヴィヴィオはザフィーラと寮母のアイナさんに見てもらっている。


「さてと、自己紹介も済んだし、早速朝の訓練開始だよ!」



…………………………………………………………



訓練はフォワードの新人を隊長副隊長が個別で相手をする、というものだ。今日はスバルがヴィータ、ティアナがなのは、エリオがシグナム、キャロがフェイトだ。ちなみに、今日のフィールドは森である。


「あの〜、私は?」


一人だけ相手がいないギンガはそう尋ねた。


「俺とやるぞ」


返答したのはランサー。そうすると、私は相手がいなくなってしまうのだが……


「士郎く〜ん、ちょっといいー?」


なのはに呼ばれたので、ティアナと訓練している彼女の元へ。


「どうした?」
「あのね、ティアナと模擬戦してくれないかな?」
「模擬戦か………」


最近増えた1対1の模擬戦。自己鍛錬だけでは得られぬものもあるし、


「いいだろう。いつもと同じか?」


そう尋ねる。ちなみに、いつもティアナとやるときは剣を使う。


「今日は銃でやってほしいんだ」
「銃で?」
「ティアナも士郎君の技術が見たいみたいだからね」
「わかった。勝敗の条件は?」
「いつもと同じ。士郎君は撃墜、ティアナはクリーンヒットね」


そうして始まる模擬戦。


「先手は譲ろう。いつでも来い」
「はい。行きます!」


ティアナは両手のクロスミラージュからそれぞれ3発の魔力弾を放つ。
すべて撃ち落とすが、その間にティアナの姿が消えていた。


「幻術か。使いどころが上手くなったな」


解析の魔術を使えばどこにいるか、ダミーはどれかなどは全てわかるのだが実戦ではないのでそんなことはしない。代わりに魔力弾を背後に飛ばす。


「嘘!?なんで……」


予想通り背後に回っていたらしいティアナの声が。


「幻術を使い、背後に回る、というのは単調すぎる。そんなことでは簡単に行動を読まれてしまうぞ」
「くっ………」


姿を現したティアナに容赦なく魔力弾を浴びせる。が、


「ほう、そういうことか」


そこにティアナの姿はなかった。


「クロスファイアー……」
「ワーカー、カートリッジ!」
[load cartridge.]


あの量は……撃ち落としきれんな。


「シュート!!」
「シールドだ!」
[scarlet shield.]


そして私は爆炎に包まれた。



side ティアナ



「はぁ、はぁ、やった………?」

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