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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【IS外伝11】
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ろごはん食べよ? 僕もお腹空いたし、キミもお腹空いたでしょ?」
「そうだな。食べたいものはあるのか?」
「うーん……僕はキミと一緒ならどんなご飯でも美味しいから。だからキミの食べたい物でいいよ?」
「オッケー、じゃあ俺が来日して初めて食べたあの店に行こうか」
「うん!」

 屈託のない笑顔を見せた彼女に、俺の心臓は高鳴る。
 もしかしたら俺の顔も赤いのだろうか……。
 そんな風に思いながら俺と彼女は歩幅を合わせて歩いていく…………。

「ーート! じゃなくてウィステリア! 起きてよ!」
「む? ……何だ、どうしたというのだ」
「もう! 仕事中に寝るから起こしたんでしょ!? こんなところ見られたらシルバーに怒られるんだからね!?」

 腰に手を当ててぷくっと膨れるシャルトルーズ。
 思わずウィステリアは笑顔を溢した。

「な、何で笑うのさ」
「いや、何だか夢の中でもキミに怒られていたからね。予知夢だったのかなって」
「し、仕事中に寝てるからだよ! ……もしかして、疲れてる?」
「……まあ少し疲れてるかな? 仮面も着けてるし」
「もう……。無理はダメだからね? キミは昔から無理してばっかりなんだし!」
「わかったよ。取り敢えずこの仕事済ませたら一息いれるさ。シャルトルーズ、何か飲み物を用意してくれるかな?」
「……もう。じゃあ僕がお茶淹れてくるから」

 そう言って部屋を出たシャルトルーズに、ウィステリアは呟く。

「……昔とあまり変わらないな、シャルトルーズは」

 そう呟くと僅かに苦笑して机の書類に改めて目を通していった。 
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