暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
幕間〜士郎となのはとヴィヴィオのとある1日
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オの発言は会話の流れ的に場違いだが、時間的にはあってるだろう。
そういえば私もお腹減ったかも………
「朝食の用意が出来ているはずだ。そろそろ行こうか」
お父さんが言うと私たち5人はリビングに移動した。お母さんの料理久しぶりだな〜
side 士郎(衛宮)
出された朝食をいただいて、私は久々に思う。
上手いっ………
彼女の料理は素材を生かしつつ、薄すぎず濃すぎずのしっかりとした味付けがされていて、なおかつ見た目もとてもきれいだ。ヴィヴィオも、
「おいし〜い!」
と、喜んでいる。
私が作らないと絶対に食べないピーマンやニンジンなどもしっかり食べている。
「お母さんの本業はパティシエなんだけど、料理も上手でしょ?」
「あら、なのはも中学の時は当時の私よりいい線行ってたじゃない?」
「中学の時のこと言われても………」
和やかな家族の談笑風景。それを見た私はどんな顔をしていたのだろうか。ヴィヴィオが心配そうに声をかけてきた。
「パパ、どうしたの?」
「いや、なんでもないんだ、ほらヴィヴィオ、冷めないうちに頂こうか」
「うん!」
いずれはこの子もこんな風景の中に……そう、思わずにはいられなかった。
……………………………………………………
ところ変わって、現在翠屋。
「衛宮君!シュークリーム3個追加!」
「こっちはショートケーキ2つ!」
「了解しました!」
私はなぜか厨房に……
「おまたせいたしました〜」
「あら、可愛いお手伝いさんね」
「お嬢ちゃん、お名前は?」
「ヴィヴィオです」
「ヴィヴィオちゃん、偉いわね〜」
「お待たせいたしました〜」
「あら、なのはちゃんもお久しぶりね〜」
「はい!お久しぶりです」
ヴィヴィオとなのははウェイトレスをしている。
なぜこうなった……………
………………………………………………………………
きっかけは私のお土産のケーキだった。
それを食べた桃子さんが
「うちで働いてみない?」
と言い出した。マスターめ、ここまで計算しているとはな。最初は断っていたのだが、その時に電話が。厨房のバイトの子が急用で来られなくなってしまったらしい。そこで今日だけ、という条件で引き受けると
「わたしもやりたい!」
と言い出すヴィヴィオ。さすがにそれは……と言おうとしたら桃子さんが
「じゃあウェイトレスさんしてもらおうかしら」
と言い出した。そしたらなのはが
「じゃあ私も手伝うよ」
というわけで……
…
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