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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
幕間〜士郎となのはとヴィヴィオのとある1日
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よ?キスは済ませた?それとも……もっと先も?」


と聞いてきた。後半は自分も赤くなっていたが。
だが私はもっと赤くなっているだろう。


「あ、アアアアアリサちゃん!」
「なによ〜ここまでしといてそういう関係じゃないって言い張るわけ〜?」
「違うよ!そんなこと……どう、なのかな」


裏の方まで来て、士郎君とヴィヴィオの姿は見えない。


「どういうことよ?」
「わからないの……私にとって士郎君はどういう存在なのかが」
「はぁ〜。アンタやっぱり変わってない。そういうことに関してダメダメなところがね。だから可愛いのに彼氏が出来なかったのよ」
「そう言うアリサちゃんだって!」
「私は周りにいい男がいないだけ。士郎さんみたいないい男がいたら即刻かっさらってるわよ」
「かっさらうって……」
「それくらいでいなきゃいい男なんてつかまらないわよ?彼、モテそうだしねぇ。とられちゃうかもよ?」
「も、もう!」


私にとっての士郎君って、なんなのかな……?
大切な友達?……でも、ユーノ君やクロノ君に感じるものとは何か違う……。
でも、今考える事じゃないよね。今はヴィヴィオを楽しませるために来てるんだから!
そして、アリサちゃんの家を後にし、我が家に向かう。
ちなみにアリサちゃんへのお土産は


「アンタの浮いた話が聞けたから十分」


と言われてしまった。そんなんじゃないのに………


そうこうしてるうちに着いた。


「ただいま〜」
「なのは!おかえりなさい!」


出迎えてくれたのはお母さん。


「ただいま、お母さん」
「お母さん!?」


士郎君驚愕の声。


「お姉さんではないのか……?」
「あらあら、嬉しいこと言ってくださいますね〜。ところであなたは……?」
「お母さん。こちら同僚の衛宮士郎君」
「衛宮士郎です。つまらないものですがどうぞ」
「あら、わざわざご丁寧に……。なのはの母の高町桃子です」
「で、こっちの女の子が私と士郎君で保護してる……」
「ヴィヴィオです。こんにちは」
「はい。こんにちは」


挨拶も終え、お土産も渡した。お母さんは中の道場にいるお父さんとお姉ちゃんにもあって来なさい、と言ってくれた。お兄ちゃんは忍さんとドイツなので不在だ。



……………………………………………………



「ふう、今日はここまでにしようか、美由紀」
「はい!」
「お父さ〜ん、お姉ちゃ〜ん」
「おや?…なのは!」
「もう着いたの?早かったね〜」
「朝早く出たからね〜」


と、二人とも士郎君とヴィヴィオに目が行ったようだ。


「……なのは」
「何?お父さん」
「いつの間に結婚して子供まで作っ
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