暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
幕間〜士郎となのはとヴィヴィオのとある1日
[2/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話



……………………………………………………



で、ヴィヴィオの回答が『地球』だった。マスターめ、ここまで仕組んであったな。しかも


『翠屋には連絡しといたからな
                By はやて』


この用意周到さである。ちなみに翠屋はなのはの実家が経営する喫茶店だそうだ。


そして現在朝の5時。ヴィヴィオは絶対起きるような時間ではないのだが……楽しみで仕方なかったのか4時には起きていた。


「パパ、はやくはやく!」
「ヴィヴィオ、あんまり急かさないの。パパは持っていく物いっぱいあるから大変なんだよ?」
「はぁい……」


しかし、お土産にはケーキをつくっていけ、とマスターに言われていたのだが……夜に作っておいてよかったな。朝作ったら後2時間はかかっていた。


「よし、じゃあいこうか」
「しゅっぱーつ!」




……………………………………………………………



で、2時間ほど転移を繰り返して着いた先は、豪邸だった。遠坂邸や間桐邸に引けを取らない大きさの。


「ここが、翠屋……!?」
「違うよー。ここは私の友達の家」


ずいぶんとすごい友達だな………
と、向こうから手を振りながら駆けてくる少女が見えた。


「なのは〜」
「アリサちゃん!久しぶり〜」


どうやら彼女がなのはの言っていた友達らしい。


「昨日はやてから明日なのはがこっちに来る、って連絡もらってたからさ、待ってたのよ?」
「そうなんだ〜。お土産あんまり用意してないよ〜」
「いいわよそん……な…の?」


彼女……アリサはこちらを見て固まった。


「お、お、お、お」
「お?」
「男連れぇ――!?しかも子供付き!?どどどどういうことよ!?」
「ああ、それはね………」



…………………説明中…………………



あの後お互いに自己紹介をし、現在に至る。




「そういうことなんだ〜」
「全く、アリサちゃんは早合点しすぎだよ」
「そんなことないわよ!それよりなのは………」


そういうとアリサはなのはを連れて少し離れた場所へ。
内緒話をしているようだが急にボン!とでも音がしそうなくらい顔が真っ赤になった。


「あ、アアアアアリサちゃん!」
「なによ〜ここまでしといてそういう関係じゃないって言い張るわけ〜?」
「違うの!そんなこと……」


言い争いながら屋敷の奥の方へ行ってしまった。
何やらアリサの方は楽しそうだった。



side なのは


アリサちゃんに呼ばれて少し離れたところへ。
そこでアリサちゃんは小声で


「で?どこまでいってんの
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ