第三幕その六
[8]前話 [2]次話
「それで汗をかいています」
「じゃあ私もね」
「私も」
恵梨香も言ってきました。
「ナターシャに言われて入ってみると」
「気持ちいいでしょ」
「ええ」
恵梨香はナターシャに笑顔で答えました。
「本当に」
「たっぷり汗をかいて」
「そしてよね」
「身体に悪いものも出して」
「すっきりするのね」
「それがサウナなの、汗が流れて身体の汚れも落としてくれるし」
こうした要素もあるというのです。
「サウナはいいの、そして熱くなり過ぎたら」
「そこで水風呂にも入って」
「また身体の汚れを落として」
「身体も冷やして」
「またサウナに入ってもいいし湯舟にもね」
そちらのお風呂にもというのです。
「入ってもいいわね」
「そうしましょう、勿論身体を洗うこともね」
このこともというのです。
「いいから」
「それじゃあね」
「温泉をね」
「ここでも楽しむべきね」
「そうよ」
是非にと言ってでした、そしてでした。
女の子三人で温泉を楽しんで、でした。皆すっきりしてからそのうえで温泉を後にして旅を再開しました。
皆服はそのままですがすっきりして清潔になっています、教授はピカピカになった感じでにこにことして言いました。
「いやあ、本当にお風呂はね」
「いいよね」
応えるモジャボロはお鬚も奇麗になっています。
「身体だけでなく心も洗われる感じで」
「すると頭もね」
「よく回る様になるね」
「しかも」
教授はさらにと言いました。
「頭がすっきりするから本も」
「それもだね」
「よく詠める様になるからね」
「読んでも頭に入るね」
「すいすいとね、だからね」
「尚更いいね」
「そう、だからね」
それでというのです。
「お風呂はいいんだよ」
「そうだね」
「シャワーもね」
これもというのです。
「いいけれどね」
「もっとすっきりしたいなら」
「やっぱりお風呂だね」
「こちらだね」
「お風呂に入ると」
王女も言います、王女も何もかもが洗濯されたみたいに奇麗になっています。
「本当に何もかもがね」
「すっきりするね」
「王女も」
「ええ、お陰で気分も一新されたから」
それでと教授とモジャボロに応えました。
「だからだね」
「王女も大好きだね」
「そうよ、じゃあ気持ちよくね」
「クマセンターにね」
「向かい続けるね」
「そうしましょう」
こうお話してでした。
一行でクマセンターに向かっているとそこに、でした。
フェアリーの女の子、藍色の髪の毛と目の娘が飛んできました。蝶々の羽根に赤い奇麗な薔薇のお花で作ったドレスを着ています。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ