第三幕その五
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「思わなかったけれど」
「じゃあ温泉は」
「ええ、水着を着てね」
そうしてというのです。
「入ると思っていたから」
「そうだったんですね」
「ええ、けれどそれならそれで」
「入られますね」
「私もお風呂好きだから」
王女はナターシャに微笑んで応えました。
「だからね」
「それじゃあですね」
「今から楽しみよ」
お風呂に入ることがというのです。
「本当に」
「それじゃあ」
「そしてね、すっきりして」
「そうしてですね」
「また旅に入りましょう」
「それじゃあ」
「そしてね」
さらに言う王女でした。
「クマセンターにも向かいましょう」
「そうですね」
「もう少ししたら着くけれど」
そのクマセンターにというのです。
「着いたらね」
「そこからですね」
「都に帰るけれど」
「旅はお家に戻るまで、ですね」
「ええ、その時までね」
「旅を楽しむべきですね」
「そういうことよ。私も旅は久し振りだし」
それでというのです。
「楽しませてもらってるから」
「最後の最後まで、ですね」
「満喫させてもらうわ」
是非にと言うのでした。
「本当に」
「そしてサウナも」
「今からね」
こうしたことをお話してでした、皆それぞれ男湯と女湯に別れてそうしてお風呂に入りました。そしてです。
ナターシャは王女そして恵梨香と一緒にまずは身体を洗ってサウナに入りましたがその時にでした。
汗が身体に滲んできてナターシャは笑って言いました。
「こうしてですね」
「サウナに入っていると」
「汗が滲んできて」
「少しずつね」
「それが滝みたいになって」
その滝がというのです。
「汗を沢山かいて」
「それで、よね」
「はい、本当に」
まさにと言うのでした。
「サウナに入っていると実感出来ます」
「そうよね」
「それで我慢出来なくなったら」
その時のお話もするのでした。
「その後は」
「水風呂に入って」
「身体を冷やして」
そしてというのです。
「そのうえで」
「また入るのね」
「そうして」
そのうえでというのです。
「また汗をかいて」
「すっきりしてから」
「お湯のお風呂に入りたいですね」
「まずはサウナなのね」
「大好きですから」
それでというのです。
「まずはです」
「そちらね」
「サウナがあるとそうしています」
「身体を洗って」
「それで」
「こうしてなのね」
「入っています」
今の様にというのです。
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